\閲覧ありがとうございます!当サイトではリンク広告を利用しています/
ビートルズの曲中の最高傑作とも名高い「A day in the life」歌詞の和訳と出来事の解説をおこなう。これは、実際に起こった出来事であり、それをインスピレーションとして歌詞を書いたことがわかっている。
この歌は語り手がある交通事故の記事を説明するところから始まる。
I read the news today oh boy,
about a lucky man who made the grade…今日、ニュースを読んだんだよ、ねえ君
ある名士の男についてだった
彼は運転中にいかれちまったんだってさ
そして信号が変わったことに気づかなかった
該当する新聞記事はこちらである。
タラ・ブラウンというイギリス社交界の若者の死亡記事である。ジョンレノンとも面識のある人物であったが、ガールフレンドと運転中に事故死したときの記事である。
I saw a film today, oh boy,
the English army had just won the war今日、映画を見たんだ、ねえ君
イギリス軍が戦争に勝ちました、ってだけのね
これは「ジョンレノンの 僕の戦争」であると言われている。これは英語のタイトルが「How I won the war」であり、歌詞の文章ともほぼ一致する。公開された時期も、この曲が録音される前の時期なので、符合する。ないようは、戦争をあつかった風刺コメディのようなものであるらしい。
woke up, fell out the bed,
found my upstairs and had a smoke,
somebody spoke and I went into a dream
目が覚めて、ベッドから落ちた
見上げて時計をみたら、遅刻だ
2番線から出ているバスを捕まえて
学校の階段を駆け上がり、タバコで一服
名前も知らない先生の話を聞きながら、僕は寝てしまう
マッカートニーの学生時代の回想めいたことが書かれていると本人も認めている。しかし当時からタバコを吸っていたのだろうか?ありえそうではある。
I read the news today oh boy,
takes fill the Albert Hallまたニュースを読んだよ、ねえ君
ランカシャーのブラックバーンに穴が4000個もあいていたそうだ
それだけの穴があればアルバートホールも埋められそうだね
これも新聞記事にインスピレーションをうけたもので、実際にランカシャー州のブラックバーンにあいた穴(ホール)についての記事だった。これを最終的に、アルバートホールに引っかけて、それを埋めるという歌詞に改変したという。
この楽曲は不協和音が多用されていることもあり、不気味な印象を与えている。これにより、こわいという印象を受けることも致し方ない。
実際、プロモーションビデオでも不気味な映像やサブリミナル的にさしはさまれる映像などをつかっている。
しかしながら、曲の与える動かしがたい印象からすごいと絶賛する声も非常に多い。
I’d love to turn you on
僕は君を振り向かせたくて話してるんだ
この部分は「僕は君をキメさせたい」という風にも取れるので、BBCでは放送禁止の処分が取られた。また、ドラッグを連想される部分はほかにも「4000 holes」つまり、注射器の跡が体にたくさんあること、などがある。
レノンの唄声もどこか幻想的でここからもドラッグが連想される。
Let it beの詳しい解説もしたのでこちらから↓