渦巻曲線・螺旋曲線webシミュレーション-5種類の渦巻が描ける!パラメータ調整も可能!

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渦巻曲線や螺旋曲線のシミュレーションをブラウザ上で行い、様々な渦巻きが描けるサイトツールです。パラメータの調整もできるので、様々な変化が観察できます。

上の埋め込み内でも使えますが、うまく動かない・大きなページで使いたいというときは、元の渦巻曲線・螺旋曲線シミュレーションページへ(新しいタブで開きます)。

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渦巻曲線・螺旋曲線とは?

渦巻曲線(渦巻き曲線)や螺旋曲線(らせん曲線)は、数学や自然界のデザイン、工学、アートなどで広く見られる美しい曲線です。

例えば、巻貝の形や銀河の腕、植物のつるなどは螺旋の形状を持っています。

螺旋曲線は「半径が角度に応じて変化する曲線」と定義され、アルキメデスの螺旋、対数螺旋、フェルマーの螺旋、リチュース螺旋など、形状や成長の仕方に応じて様々な種類があります。

このwebシミュレーションでは、こうした代表的な4種類の螺旋をブラウザ上で描画できます。さらに、極座標に基づくグリッド付きなので、曲線の成長や形状の違いが一目でわかります。

それぞれの曲線の数式

1. アルキメデスの螺旋 (Archimedean Spiral)

数式: r=a+bθ

  • aaa:初期半径(θ=0\theta = 0θ=0 の時の r)
  • bbb:螺旋の間隔(角度1ラジアンあたり半径が増える量)
  • 特徴:角度に対して半径が線形に増加する。等間隔で巻かれる。

2. 対数螺旋 (Logarithmic Spiral)

数式: r=ae^bθ

  • aaa:初期半径
  • bbb:成長率
  • 特徴:自己相似性があり、巻き幅が角度に比例して指数的に広がる。自然界の巻貝や銀河などに多く見られる。

3. フェルマーの螺旋(放物螺旋) (Fermat’s Spiral)

数式: r=√(a^2+bθ^2)

  • aaa:初期半径
  • bbb:広がりの係数
  • 特徴:原点近くは密に巻き、外側は徐々に広がる放物線的な螺旋。

4. 双曲螺旋 (Hyperbolic Spiral)

数式: r=a/(bθ+1)

  • aaa:スケール係数
  • bbb:角度に対する減衰率
  • 特徴:原点に近づくと半径が大きく、角度が増えると急速に縮む。逆螺旋的。

5. リチュース螺旋 (Lituus Spiral)

数式: r=a/√θ

  • aaa:スケール係数
  • 特徴:角度が大きくなると半径が減少し、原点に近づくほど広がる。

ツールの使い方

  1. 螺旋の種類を選択
    ドロップダウンメニューから描きたい螺旋の種類を選びます。選べる螺旋は次の通りです:
    • アルキメデスの螺旋
    • 対数螺旋
    • フェルマーの螺旋(放物螺旋)
    • 双曲螺旋
    • リチュース螺旋
  2. パラメータ a と b を調整
    スライダーで各螺旋のパラメータ a、b を変更できます。
    • a:螺旋の初期半径やサイズに影響します
    • b:螺旋の広がり方や成長速度を調整します
      値を変えるとリアルタイムで螺旋の形が更新されます。
  3. 描画確認
    螺旋はキャンバス中央から描かれ、上向きの極座標グリッド上に表示されます。グリッドには同心円と放射線が描かれており、螺旋の角度や半径の変化が視覚的にわかりやすくなっています。

このツールを使えば、数学的な螺旋の特徴を直感的に理解できるだけでなく、デザインや教育目的にも活用可能です。

まとめ

  • 渦巻き・螺旋曲線は自然界や数学でよく見られる曲線で、美しい形状を持つ
  • 本ツールではアルキメデス、対数、フェルマー、双曲、リチュースの5種類の螺旋を描画できる
  • パラメータ a、b をスライダーで調整してリアルタイムに螺旋の形を確認可能
  • 上向き極座標グリッド付きで螺旋の角度・半径の変化を視覚的に理解できる

渦巻や螺旋もパラメータを変えながら描いてみると、様々な形を取ることがわかり、奥が深いです。

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