公開鍵暗号の代表格であるRSA暗号のシミュレーションをウェブ上で実行し、仕組みをり買うできるサイトツールです。
上の埋め込み内でも使えますが、うまく動かない・大きなページで使いたいというときは、元のRSA公開鍵暗号シミュレーションページへ(新しいタブで開きます)。
公開鍵暗号・RSA暗号とは?
● 公開鍵暗号とは?
「公開鍵暗号」は、暗号化と復号に別々の鍵を使う暗号方式です。
- 暗号化に使う鍵(=公開鍵)はみんなに公開してOK
- 復号に使う鍵(=秘密鍵)は絶対に他人に見せない
これにより、例えば誰でもあなたに暗号文を送ることができても、復号できるのは秘密鍵を持っているあなただけになります。
● RSAとは?
RSA(アールエスエー)とは、公開鍵暗号の代表的な方式のひとつ。
1977年に3人の研究者(Rivest, Shamir, Adleman)によって発表されたため、頭文字を取って「RSA」と呼ばれています。
RSAでは、非常に大きな素数(数百桁)を使い、
数の割り算が一方向にしか計算できない性質(=素因数分解の難しさ)を利用して安全性を確保しています。
RSA暗号シミュレーションツールで何ができる?
このツールでは、RSAの一連の流れを体験できます。
- メッセージを入力
- 「アリス」が公開鍵で暗号化
- アニメーションでメッセージ送信
- 「ボブ」が秘密鍵で復号して内容を確認
- 公開鍵で復号を試みる(=失敗例も確認)
つまり、非対称な暗号の仕組みを視覚的に理解できるツールです。
RSA暗号シミュレーションツール 使い方
- テキストボックスに短いメッセージを入力(最大6バイト)
→ 英数字なら6文字、日本語なら1文字程度 - 「暗号化(アリス)」ボタンをクリック
- アニメーションでメッセージが「ボブ」に送られます
- 「復号(ボブ)」で元のメッセージを復元
- 「公開鍵で復号してみる(失敗)」で非対称性も体験
- 「リセット」で初期状態に戻してやり直し可能
まとめ(このツールのポイント)
- 公開鍵暗号・RSAの基本的な仕組みを体験的に学べる
- 暗号化・復号の流れがアニメーションとログで確認可能
- 公開鍵で復号してもうまくいかないことも確認できる
- 公開鍵と秘密鍵の違い、非対称性がわかる
- 入力は最大6バイト(日本語は1文字程度)
- 暗号の仕組みを知りたい人、教育現場にも最適
暗号の世界がぐっと身近に感じられるこのツール、
ぜひ一度試して、暗号の仕組みの「なるほど!」を体験してみてください。