ブラウザでできるフリーゲームとして流行したものに「クッキークリッカー」があります。これには、公式にチートが認められているという面白い特徴があります。ここでは、そのチートのうち、簡単に実現できるものをまとめました。なかには名前を変えるだけでできるものもあります。
クッキークリッカーのチートは公式の遊び方の一つ?!
クッキークリッカー(Cookie Clicker)は、どんなゲームかというと、1クリックによって1枚クッキーを焼いていき、その枚数を増やすことによって実績を開放していく、というゲームです。
これを聞くだけだとクリックだけで何がそんなに面白いのかと思われそうですが、放置ゲームの始祖的なゲームと考えればその意義もわかるのではないでしょうか。
日本語版の公式サイトはこちらのようです↓
内容も、実績を集めていくコレクション要素や、おもしろおかしい隠し要素で有名になり、2010年代の前半には大流行した時期もありました。
また、焼き上げたクッキーをポイントとして消費することで設備をそろえることができ、より効率的に遊ぶことができるというゲーム性もあります。
このゲームのアップデートは現在でも続けられています。
クッキークリッカーでは、効率よく焼くためだったり、隠し要素を見るために様々なチートが考案されていますが、これらのチートは公式にも認められているという、おもしろい運営方針を取っています。
以下では、簡単にできるチートを紹介していきます。
クッキークリッカーの簡単にできるチートのやり方
チートをやろうと思っても、複雑なコーディングが必要だと難しそうですよね。ここで紹介するのは、簡単なチートです。
チートによる実績が出ることがある
先ほどチートが認められているということを紹介しましたが、チートを使用すると、ものによっては”Cheated Cookies taste awful”、つまり「チートでつくられたクッキーは不味い」とジョーク的なメッセージ(なおかつこれも実績の一つ)が出る場合があります。
また、これらが出るとほかのユーザーにチートが使っていることがわかるということもあります。
連打ツールを使用することによる簡単なチートのやり方
まずは、クリックを高速で行うクリック連打ツールを使用するというチートを紹介します。これはコーディングの知識や技術は一切いりません。
これは、以下の連打ツールを使うものです。
クッキーの上にカーソルを置いた状態で、この連打ツールを作動させます。連打の速さは、数値で調整できます。
すると、目にも止まらない速さでクリックが行われ、クッキーがどんどんと焼きあがります。
これでも「奇怪なクリック」という実績を解除することができます。
一行でできる簡単なチートのやり方
ここでは、コンソールを使ってできるもののうち、一行だけの簡単なチートを紹介します。やり方はコンソールにコピーするだけです。
F12キーで開発者コードを出し、上のタブからconsoleを選択しましょう。
ここに、以下のコードをコピーして貼り付け、エンターを押します。
一番簡単なのは、所持しているクッキーの数を変えるチートです。
Game.Earn(99);
このコードを打ち込んでエンターキーを押すと、なんと、一気にクッキーが増えます。数値は自由に変えることができます。
クッキークリッカーの名前を変えてできるチート
また別のチートの方法として、ベーカリーの名前を変更することで発動するチートもあります。
ベーカリーの名前をクリックすると、中央に変更するテキストボックスが出てきます。
ここで、「bba saysopensesame」に名前を変更します。
これは和訳するなら「bbaは開けゴマと言う」という意味になります。
すると、名前の横にうっすらとボタンが表示されます。また、「名前なんて意味ないね」という実績も解放されます。
これにマウスオンすると、チートを使えるボタンが表示されました。
クッキーを1枚以上焼いた状態で「×10」などを押すと、今ある枚数が簡単に10倍になります。
その他のボタンも簡単に枚数を増やすことにつけます。
開発者用ツールという表題が出ているので、これはチートというより開発者ツールを出すもののようですね。
まとめ
- クッキークリッカーはクリックでクッキーをやく放置ゲームの初期のものだが、チートが認められている。
- 簡単なやり方として、連打ツールでクリックを行うものがある。
- 一行で済むようなチートコードも数多くある。
- 名前を変更することで開発者ツールを出し、一気に枚数を増やすことも可能。
公式にチートが遊び方として認められているというのは非常に珍しい運営姿勢だと思います。チートに関しても奥が深そうです。