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ソフトウェアの社会実装、およびネットワーク通信が進歩した今日において、サイバー空間の脆弱性は一般に関係のない話ではすまされない。コンピュータの登場の少し後から、脆弱性が発見され狙われ続けてきた。商品レベルの脆弱性から、大規模なものでは国家システムに対する攻撃など、脆弱性との戦いが続いている。
1965:ibm7094のテキストエディタに脆弱性が見つかる。・・・これが発見されたのは2005年であるが、最古の脆弱性。
1983:映画「ウォーゲーム」が公開・・・ハッキングを取り扱った初期の映画
1988:Morris worm事件、最初期のコンピュータウイルス
20世紀末:CTF 開始・・・ 脆弱性を見つけるハッキングの大会である。キャプチャーザフラッグ(capture the flag)の略。
2007:Eos攻撃がエストニアで発生する
21世紀:サイバー兵器がイランで登場する
2010:stuxnet事件が発生する
2009:アメリカ軍にサイバー部隊が新設される
2015 :クライスラーの車が遠隔操作できることが判明し、リコール・・・IoT、自動運転に関する脆弱性の可能性が指摘される。
・2013には、LIXILのトイレの設定を操作できるアプリに脆弱性が見つかり、遠隔でいじれることが判明し、イタズラぐらいには使えることが明らかに。エイプリルフールみたいな話だが、事実である。
・なぜハッカーは脆弱性が好き?
脆弱性を見つけることはハッカーのたのしみであるらしい。ゲームみたいに弱点を見つけて、内部をいじるというのが遊戯性があり、適度なスリルがあるということであろう。また、ハッキングする人がうろふぇっしょなる的に見えてかっこいいので、あこがれる人が後をたたないということもあるだろう。脆弱性の発見はシステム開発などの善なる目的のために使ってほしいものである。