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横ドップラー効果や光のドップラー効果のシミュレーションをウェブ上で実行し、光の色が変わる様子を観察できるサイトツールです。
上の埋め込み内でも使えますが、うまく動かない・大きなページで使いたいというときは、元の横ドップラー効果シミュレーションページへ(新しいタブで開きます)。
音が近づいてくると「高く」聞こえ、遠ざかると「低く」聞こえる現象を聞いたことがあると思います。
これは「ドップラー効果」と呼ばれる現象です。
これは光にも起こります。
光源が観測者に対して相対的に運動していると、光の周波数(色)が変化して見えるのです。
このとき、
という変化が生じます。
ただし、光の場合は相対性理論が関わってくるため、音の場合よりも計算が少し複雑です。
では、光源が観測者の横を通り過ぎる場合はどうでしょうか?
つまり、「近づきもせず、遠ざかりもしない」ように見える場合です。
このときにも周波数が変化するのが、横ドップラー効果です。
直感的には「横に動いているだけなのに周波数が変わるの?」と思うかもしれませんが、
特殊相対性理論によると、横方向の運動でも、観測される光の周波数は変わります。
そのため、光源が真横を通過するときでも、見える色は元の色と変わって見えるのです。
このページには、横ドップラー効果を視覚的に体験できるシミュレーションツールが組み込まれています。
v/c = 0
:静止している状態v/c = 0.99
:光速の99%で移動つまり、色の変化=ドップラー効果の見える化です。
このシミュレーションで特に注目してほしいのは、
光源が観測者の真横に来ても、色(周波数)は変化したままになっていることです。
普通のドップラー効果(音など)では、真横に来た瞬間は「周波数の変化がない」とされます。
ですが、光の場合は違います。
特殊相対性理論に基づく「横ドップラー効果」では、
真横でも周波数が変化し続けます。
これは、時間の遅れ(時間の進み方が遅くなる)と関係しており、
光源の「固有振動数」が観測者から見ると遅く見えることが原因です。
つまり:
という、直感と反する不思議な現象がここで体験できます。
このシミュレーションを通じて、相対性理論における横ドップラー効果の面白さを体感できます。
ここで学べるポイントを整理しましょう。