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ヴィクトリア女王のわかりやすい家系図!誰と誰が戦った?現在の王室との関係は?

ヴィクトリア女王(ビクトリア女王)は、イギリス大英帝国が繁栄を誇っていた時代の女王として知られています。ここでは、彼女の家系がその語の列強の君主につながっているということから、家系図を構築していきます。現在の王室とのつながりも解説します。また、だれとだれが第一次世界大戦で戦ったのかも書いていきます。

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ヴィクトリア女王の家系図

ヴィクトリア女王の家系図は世界史などの学習でも関心を寄せられるのはもちろん、血友病の話題でもよく出てくるので関心が高いのだろうと思われます。

血友病に関してはこちら↓

まずは、ヴィクトリア女王の家族に関する家系図を書いていきます。ヴィクトリア女王は、生没年は1819年~1901年、在位期間は1837年~1901年となっています。

夫のアルバート公との間には9人のことどもが生まれています。

ちなみに、ジョージ5世とニコライ2世ですが、この二人は母親同士がデンマーク王室の姉妹なので、そちらの家系図で見てもいとこにあたります。

二人の顔がそっくりなのは偶然ではなく、親戚だからです。

ヴィクトリア女王は、子孫たちがヨーロッパ各国の王室と親戚関係になり、それが不幸なことに第一次世界大戦で敵味方に分かれて争いあったということでも知られています。

以下では、だれとだれが戦ったのかについて解説していきます。

第一次世界大戦で戦った孫たち

第一次世界大戦で戦った孫たちとして、よく取り上げられるのは以下の3名です。

  • ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世(同盟国)
  • イギリス国王ジョージ5世(連合国)
  • ロシア皇帝ニコライ2世(連合国)

これを上の家系図で、同盟国と連合国に色分けして囲んでみると図のようになります。

ただし、上で生没年で書いた通り、孫たちが第一次世界大戦で戦ったのはヴィクトリア女王が死去してからさらに10年以上後のことです。

つまり、ヴィクトリア女王本人は孫たちが争っていたのを直接見届けていたわけではありません。実際に見ていたらストレスで病んでしまうかもしれませんね。

現在のイギリス王室とのつながり

現在のイギリス王室も、ヴィクトリア女王の子孫にあたる人々が多くいます。

特に、在位期間がイギリスの王の中で最も長かったことで知られ、2022年に崩御したエリザベス女王(エリザベス2世)からたどっていくと、ヴィクトリア女王にたどり着きます。

これを家系図として書いてみると、以下の図のようになります。

ヴィクトリア上の息子のジョージ5世から生まれてきた世代にエリザベス女王が含まれます。そして、現在のチャールズ3世国王はエリザベスの長男です。

ヴィクトリア女王から見ると、エリザベス女王は孫の孫ということになるので、これはいわゆる玄孫(やしゃご)にあたります。

まとめ

  • ヴィクトリア上の家系図は、ヨーロッパの君主を多く輩出したという点や血友病の関係でで調べられることが多い。
  • 第一次世界大戦では、孫にあたる世代が同盟国と連合国に分かれて戦った。
  • エリザベス2世は、ヴィクトリア女王から見ると孫の孫の世代にあたる。

ヴィクトリア女王は肖像写真が残っている最初の女王としても知られています。

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