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2022年には、大手通信キャリアのauで通信障害があったことが話題になりました。影響の大きさから補償などの対応が行われましたが、ほかのキャリアでも通信障害は起きています。ここでは、その対応がいつだったのかをまとめました。知っておくと、次に通信障害が起きた時にどのような対応がされるのか参考になるでしょう。
auの通信障害は2022年の7月の2日あたりで発生し、ばらつきはあったもののその数日後に復旧となりました。
内容としては音声通話が使用できない・つながりにくいというものでした。
影響を受けたユーザーはのべ3091万人に上るといわれています。
この補償としては、auのユーザーに2日分の通信料金に相当する200円を返金するという形で対応がされました。
返金の時期としては2022年の9月でした。
auなどの約款には、「通信サービスが全く利用できない状態が24時間以上連続したときに、損害を賠償する」という趣旨の規約があることから、これに基づいた補償と考えられます。
総額としてはおよそ75億円になったようです。
NTTドコモの通信障害は、2021年の10が14日あたりで発生し、その後40時間後の15日に復旧がされました。
内容としては音声通話が使用できないというものでした。
影響を受けたユーザーはのべ1290万人に上るといわれています。
この補償としては、24時間以上にわたって通信障害が発生していたので、返金も予想されました。
この通信障害では、お詫びとともに、再発防止に関する総務省の指導という形がとられ、補償はなかったようです。
しかし、全く使えない状態だったのは2時間20分だったという主張がされ、返金対応はされませんでした。
ソフトバンクの通信障害は、2018年の12月6日ころに発生しました。この通信障害は4時間半ほどで復旧したようです。
内容としては音声通話が使用できない・つながりにくいというものでした。
影響を受けたユーザーはおよそ3060万人に上るといわれています。
この通信障害では、お詫びとともに、再発防止に関する総務省の指導という形がとられ、補償はなかったようです。
こうしてみてみると、対応のポイントがわかってきます。
補償があるかないかは、通信障害が起こった時間のがさによって決まるということがわかってきます。
auの場合は、約二日間と長かったので補償がなされましたが、首都バンクの例では数時間だったので補償は起こりませんでした。
基本的には24時間以上通信が使えなかったらという規約に左右されるという点はあるようですが、完全に使えないというところで見解が分かれることもあるようですね。
また、最近では、通信障害があった場合に相互に回線を融通することで利便性をたもつ「副回線(ローミング)」という対応が取られることが発表されています。
副回線については今後も正式な実装があるかもしれません。
通信障害はこれまでのペースから言って、大規模なもので今後も2年に一回くらいの割合で発生すると思われます。