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今回は、数ある謎の中でも「ロマンと科学と陰謀」が絶妙に絡み合う事件……
💥 ツングースカ大爆発(1908年) にまつわる、
「ニコラ・テスラが起こした説」を深掘りしていきます!
しかもこの説、なんとSF小説が元ネタだったって知ってました?
それを聞いたらもう、気にならないわけがない!
というわけで、今回は以下のテーマでお届けします👇
では見ていきましょう。
まずは事件の概要から!
1908年6月30日、ロシア・シベリアのツングースカ地方で、
空中に巨大な閃光とともに爆発が発生。爆心地周辺2,000km²の森林がなぎ倒されました。
この爆発、なんと15メガトン(広島型原爆の1000倍以上)という超巨大エネルギーだったと言われています。
いまだに正体は不明。現在の有力説は「空中で爆発した隕石」ですが、明確な証拠はありません。
ここからが都市伝説パート!
一部のオカルト&SFファンの間で、こんな説が流れています。
「ニコラ・テスラが“無線送電”の実験でツングースカを爆破したんじゃないか?」
な、なんですと⁉️
Yahooでツングースカ大爆発と検索すると、サジェストに「ツングースカ大爆発 テスラ」と出てくることからも影響力がうかがえます。
この説は以下の内容のようです:
「おいおいマジかよ、スーパーヴィランか?」って思うでしょ?
でも、この説、実はあるSF小説が発端だったんです。
このテスラ陰謀論の出どころとされるのが、
ポール・マルモント(Paul Malmont)のSF小説
『The Astounding, the Amazing, and the Unknown(2011年)』
この小説、第二次世界大戦中に実在のSF作家たち(アイザック・アシモフやL・ロン・ハバードなど)が、政府の極秘プロジェクトに関わるという奇想天外な内容。
その中で「テスラが“エネルギービーム”でツングースカを吹っ飛ばした」というプロットが登場します。つまり……
✅ テスラ陰謀論は、フィクションの物語から派生した都市伝説だったんですね!
しかも小説の中では、テスラが開発した「死の光線(death ray)」や「地球規模の送電装置」が軍事利用されるというストーリーになっており、完全に創作です。
ここで、都市伝説を現実に照らし合わせてみましょう。
1908年、ニコラ・テスラはニューヨークのロングアイランドにあるウォーデンクリフ・タワーで、無線通信&無線送電の研究を行っていました。
しかしこの時期、彼のプロジェクトは資金難でほぼ中断状態。
資金提供者だったJ.P.モルガンが支援を打ち切り、設備は稼働していなかったというのが通説です。
また、当時のテスラの実験設備では、地球の裏側にピンポイントで15メガトン級の爆発を起こすような技術もエネルギーも、明らかに存在していません。
つまり、
🔻「テスラがツングースカを爆破した」は科学的にも歴史的にも成り立たない
というのが現実的な見解です。
こうした要素が結びついて、
「もしかして……?」という想像が都市伝説に変化したんですね。
テスラ本人の“ミステリアスなカリスマ性”も、この噂に拍車をかけました。
では、今回の内容をまとめましょう!
真相を知ることでさらに世界が広がることもあります。
テスラという天才が、フィクションの中でも今なお語られ続けているのは、それだけ魅力がある証拠ですよね。