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津波は古来から、世界中で恐れられてきました。記録がつけられるようになってからの世界一や日本一の記録をランキングで紹介します。
※津波による被害を受けた方には精神的な苦痛を伴う場合がありますので、閲覧の際はご注意ください。
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まずは世界の津波の高さランキングを見ていきましょう。余裕で100メートル級が並んでいます。
世界1位の津波は1958年にに起きたアラスカ湾の津波です。これは、なんと524メートルの高さが記録されています。
なぜここまでの高さが生まれたかというと、地震によって大量の土砂(およそ8000トン)がアラスカ湾に流れ込み、その影響で500メートルを超える津波が形成された、というメカニズムです。
スカイツリーが634メートルですから、それより少し低いくらいの高さということになります。想像を絶する津波です。
3位は1963年に起こったバイオントダムの津波です。子の津波の高さは250メートルを記録しました。
この津波が起こった原因は、バイオント川に設置されたダムにて地滑り災害が起き、それに起因する形で津波が発生しました。
東京タワーが333メートルですので、子の津波はそれよりやや低いくらいの津波だったということがわかります。
3位は1980年にセントへレンズで観測された津波です。これは高さ200メートルを観測しました。
この津波が起きた原因は、セントへレンズ山が大噴火を起こしたことです。これに起因する形で津波が発生し、その高さは200メートルになりました。
以下では、津波の高さは遡上高、すなわち陸地をさかのぼった高さの最高値です。
このランキングで一位を決めた場合は、もはや満場一致で東日本大震災が挙げられるでしょう。
この津波は国内観測史上で最大の40.5メートルが記録されました。
記録された地点は岩手県大船渡市の綾里湾でした。
この記録は日本一の値をおよそ115年ぶりに更新した記録になりますので、どれほどの甚大であったかがわかる値となります。
この40メートルというのはビル10階建ての高さですので、普通の建物は完全に高さで負けています。
2位は明治三陸津波です。
この津波は1896年に発生し、当時の観測史上で最大の38.2メートルという高さを記録しました。
記録された地点は、岩手県大船渡市であり、くしくも1位と同じです。地理的に津波がさかのぼりやすい地形をしているのではと考察することもできそうです。
ちなみに日本の津波の記録は100年と少ししか観測の記録が残っていないので、今後、地学的な研究の観点から記録を上回る津波が登場する可能性があります。
津波の高さに関しては、今後は更新されないことを願いたいですね。