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かつて多くのユーザーを驚かせ、ネットの伝説となったフラッシュゲーム『The Maze(ザ・メイズ)』。一見すると単なるイライラ棒のようなゲームですが、実はその正体は「びっくりフラッシュ」と呼ばれるジャンルの代表格です。
本記事では、『The Mazeイライラ棒』の基本情報から、現在の遊び方、さらにネタバレ含む攻略のコツまでを徹底解説します。プレイする際にはご注意を!
『The Maze』、通称「The Maze イライラ棒」「The Maze ビックリ迷路」は、正式名称を”The Maze Scary Game”といい、2000年代中盤のフラッシュ全盛期に登場した海外製のウェブゲームです。
日本では「イライラ棒」として知られる、壁に当たらないようにカーソルを移動させるゲーム形式を踏襲しており、シンプルなゲーム性を持っています。
しかしこのゲームの本質はそこではありません。
ステージの途中で突然、恐怖画像(ホラー映画『エクソシスト』の女の子)と大音量の叫び声がプレイヤーを襲います。
その目的はただひとつ――プレイヤーを驚かせること。
このゲームが一時期ネット上で話題になった理由は、その「恐怖の仕掛け」の巧妙さにあります。
プレイヤーは集中して、狭い通路を慎重にマウスで進みます。途中までは本当にイライラ棒風のパズルゲームに見えます。
しかし、最終ステージに差し掛かるころ、プレイヤーが最も集中しているタイミングで、不意に画面全体に恐怖画像が出現し、スピーカーから爆音が鳴り響く――。
これにより、多くのプレイヤーが実際に椅子から飛び上がったり、パソコンから飛び退いたりと、ネット上に数々のリアクション動画が残されています。
Flashが廃止された現在、当時のフラッシュゲームは多くが遊べなくなりました。
しかし『The Maze』は根強い人気を背景に、HTML5版やリメイク版が複数登場しています。
また、インターネットアーカイブで当時のものも遊べます。
HTML版は、作者が現在のウェブ環境でも遊べるようにリメイクしたものです。びっくり要素は変わりません。
検索ワードに「The Maze scary game HTML5」や「The Maze scary game play online」などと入れて検索するか、以下の公式ページへアクセス↓
ゲームが始まると、マウスだけでプレイできます(スマホでは操作しにくい)
注意:びっくり系コンテンツなので、音量を下げる or ミュートしておくことを強く推奨します。
オリジナルの古いバージョンも今でも遊べます。
以下のアーカイブから、当時のThe Mazeを遊べます。
このバージョンは最初の読み込みに数秒かかることがあるのでしばらく待つ必要があります。
なお、ステージ3でゴールする方法を試すには、このバージョンで遊ぶ必要があります。
最終ステージは特に難しく、マウスの微妙な動きが必要とされます。
ちなみにマウスを画面の外などに移動すると自動でホーム画面に戻ります。
これはカーソルが壁に当たってゲームオーバー、という処理をしているためです。
びっくり系とはいえ、途中まではちゃんとしたゲームとして成り立っているのが『The Maze』の面白いところです。
ここでは、冷静にクリアを目指すためのコツを紹介します。
パソコンのマウス設定で、カーソル速度を下げることで、繊細な操作がしやすくなります。通路が狭いステージでは特に有効。
壁の隙間は、当然ながら広い方が視認しやすく、通りやすいです。
そこで、画面はそこそこ大きめな方が、狭いところを通りやすくなります。
しかしながら、あまりに画面が大きいと、びっくり画像のインパクトも増します。
このあたりの「大きな画面でプレイしたほうがやりやすいが、そうすると恐怖が倍増する」という仕掛けがうまくできているところです。
びっくりフラッシュ最大のトリガーは「音」です。集中している時に突然大音量で叫ばれると心臓に悪いです。
ステージ3の終盤に突入する前に、あらかじめ音量を切っておけば、心臓へのダメージを回避できます。
どうしてもクリアしたい人は、**びっくりシーンを“知った上で対処”**するのも攻略方法のひとつです。
ステージ3では、細い通路を進んでいくと途中でどう頑張っても恐怖画像が表示されます。
ですが、オリジナル版では、これを回避する方法が残されています。
それは、「マウスを長押ししたまま動かすと、壁の当たり判定が消える」というギミックを活用したものです。
左クリックを長押ししたまま壁の中を突破すると、ステージ3でもゴールに到達することができます。
図のように、ステージ3でもゴールの赤い領域にカーソルを運べます。
ただし、ゴールに行ったからと言ってステージ4には進めないようです。
ゲームに登場する恐怖画像は、1973年の映画『エクソシスト』に登場する悪魔に取り憑かれた少女「リーガン」の顔が使われていると言われています。
この画像は、ホラー系フラッシュや動画で定番となっており、現在でも「びっくり系動画」として再利用されていることがあります。
ゲームとしてはシンプルですが、人を驚かせる意図がはっきりしているため、遊ぶ際は自己責任で行うようにしましょう。
『The Mazeイライラ棒』は、フラッシュゲーム全盛期の象徴とも言える“びっくりゲーム”です。単純なマウス操作のゲーム性の中に、ホラー要素をうまく織り交ぜた仕掛けは、現在でも強烈な印象を残します。
現在でもHTML5版でプレイ可能なので、懐かしい気持ちで挑戦してみたい人は、ぜひ検索してみてください。ただし、音量と心臓にはくれぐれもご注意を。