20世紀

哲学

自己実現的予言の歴史・実例を詳しく解説!

自己実現的予言、あるいは予言の自己成就は、社会科学で見られる現象として有名である。その概念の歴史と実例を年表でまとめた。実は日本のデフレの心理的な要因になっている。 自己実現的予言ある予言や期待がなされることによって、(それが間違っ...
天文学

天文学のセレンディピティ

天文学では遠くにある、直接目には見えないような星々を扱うが、その過程ゆえに偶然によって大発見につながったケースが多くあった。 年表 ビッグバン 1964 :ペンジアス、ウィルソン、もともとは大気圏の外からの電波を拾う研究...
軍事

特攻の父も騙された!水からガソリンができた?

第二次大戦の時期の日本で、「石油の生成に成功した」という触れ込みで詐欺をはたらいた事件が多発した。その男は本多と名乗り、当時の軍の上層部を騙したが、インチキであった。 年表 水からガソリン事件 1930代 日本海軍燃料厰...
生物

恐竜絶滅の珍説まとめ

恐竜の絶滅については、長い間様々な説が提唱されてみたこともあり、ジョークのネタにされることは必至の問題であった。なかには一見まともな考察っぽく見えるものも創作されており、わりと笑える。以下は特に断らない限りジョークである。 恐竜絶滅...
その他

血の日曜日事件、ブラックマンデー、他の曜日の類例は?

血の日曜日事件など、印象的な事件のあった曜日には、固有の名前がつくことがある。そのほとんどは悲劇的なものだが、その類例があるのかまとめた。はたして、1週間は全て埋まるのか? 曜日の年表 1905 血の日曜日事件・・・サンクトペ...
消された歴史

反重力・重力を遮断する物質が発見された?!

反重力や重力の遮断は、SFなどでもたびたび取り上げられるテーマである。科学の歴史上も、反重力減少の観測をしたと主張する例や、重力を遮ることに成功したと主張した例は複数ある。その歴史を年表にする。 反重力・重力遮断 ジャイロの回...
生物

「クマンバチは飛べない」の元ネタはこれ?!

「クマンバチ(クマバチ)は飛行理論的には飛ぶことができず、クマンバチ自身が飛べると思い込むことで飛んでいる」という風説が出回ったことがあった。しかし、現実には飛行の原理も解明されてきている。その歴史をまとめた。 クマンバチが飛ん...
工学

流星バースト通信の歴史

 流星バースト通信は、流れ星の尾の部分を使うと電波が反射することを利用して、遠隔まで電波を届けて通信をしようというものである。通信技術の進歩によって、研究自体は下火になってしまったが、かつては国レベルでの研究でもあった。現在では、一般には...
軍事

地政学のタブー視の歴史

地政学は戦時中、戦争に利用されたというイメージから、戦後、敗戦国ではながらくタブー視されてきた。最近では地政学がブームになっていることもあり、その歴史を振りかえる。 戦争への関与 大日本帝国が掲げていた大東亜共栄圏は、地政学的...
時事

東京五輪中止!?-中止・ボイコットなど「幻のオリンピック」まとめ

オリンピックはこれまで3度中止なったことがある。その時の前後の国際情勢をまとめた。東京オリンピックも、暗雲たち込める状態である。少しずつ中止に追い込まれていく様子を年表で振り返った。 中止したオリンピック 中止されたオリンピッ...
その他

安部公房と三島由紀夫の対談の内容!三島は死を暗示していた?

安部公房と三島由紀夫は、言うまでもなく20世紀の日本を代表する作家であり、両者ともノーベル文学賞クラスの作品を世に送り出している。そんな彼らの対談が実現したことがあった。今回は、彼らの対談の様子を抜粋して探る。三島が死を意識したような個所...
機械

マニピュレータの歴史を詳しく解説

ロボットハンドの通称で知られるマニピュレータの歴史を解説する。 年表 戦時中:テレオペレータの開発・・・これは部屋の中にマニピュレータがあり、外から人がまどで中を見ながら操作できるというものだった。原子爆弾の研究などもあり放射...
その他

プロパガンダ写真の作り方

歴史の資料集にも載っている有名なプロパガンダ写真として知られる「消されたトロツキー」はどのようにできたのか。また、権力者によるトリック写真や捏造写真はどのように生まれ、作り出されたのかを年表で検証する。 写真捏造の背景 写真を...
その他

安部公房の発明チェニジーについて詳しく解説!

 安部公房の作品には不思議なかおりのする発明が多く登場する。現実世界でも、発明の才能があったのは確実で、冬にチェーンを巻く際に面倒くささを感じ、ひらめいたのがジャッキいらずで巻くことができるチェーンである「チェニジー」であった。 このとき...
その他

ユープケッチャは実在する?エピチャム島とは?-モデルになった虫は?

安部公房の長編小説「方舟さくら丸」およびその前日譚「ユープケッチャ」にはユープケッチャという虫が登場する。これは結論から言えば安部公房の創作であるが、その生態をまとめた。以下、ネタバレ注意。あと下ネタ注意である。 ユープケッチャ概要...
その他

飛行機にしがみつき密航して成功する確率

飛行機の車輪にしがみつくなどして、格納庫で飛行機に乗るシーンは映画などでお馴染みである。しかし、本当にうまくいくのだろうか?実際にやってみた人の統計データから、うまくいくのかを単純計算で割り出す。 これは格納庫から降りるシーンだ...
物理

エーテルが検出されたことがあった?!

 マイケルソン・モーリーの実験で、エーテルは検出されなかったが、エーテルが検出されたという報告がされることもあった。その年表である。 結局、測定されるべき値は検出されず、相対性理論の登場によりエーテルは否定された。 エーテル仮説 光...
化学

人工光合成の歴史-本多=藤嶋効果

 光合成は植物特有の働きであり、動物は行うことができない。また、生態系にとっても非常に重要な働きである。二酸化炭素から酸素を作り出すことができるのはあるいみ植物の特権であるともいえる。これを人工的に再現しようとする試みの年表である。 光合...
物理

相対性理論を理解してる人は3人だけだった?この3人は誰?

相対性理論のむずかしさを表すエピソードとしてもっとも有名なものとして有名なのがこの「相対性理論が発表された時、理解できたのは世界で3人しかいなかった」というものである。 この出典、あるいは元ネタはなんだったのか、そしてこれは真実だったのか...
軍事

石原莞爾の戦争プラン・予言-「私が指揮すれば勝てた」

石原莞爾は日本の将来について、独自の予言をしていることで知られる。主著である「世界最終戦論」でも、予言をふくめ将来予想のようなものを多く残しており、中には技術的なものもあるので興味深い。『世界最終戦論』の流れも含めて年表にした。ここでは、...