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実例をもとに、数独の解き方の中級テクニックやコツを一覧でまとめました。また、解いていて行き詰まったら使えるテクニックもあるので、参考にして下さい。
数独の解き方の中級のテクニック一覧は、以下のようになります。
初級では、着目する空欄とそれが通るタテヨコでヒントを探せば数字が決まることが多かったですが、中級以上ではもう少し視野を広く持つ必要が出てきます。
テクニックの前提として、メモの重要性が挙げられます。
メモをつかうと、まだ使っていない数字が何であるか見てわかるようになり、状況の整理がしやすくなります。
数独をアプリなどでやる際にも、メモ機能のあるものを使うと中級のテクニックが使いやすいです。
L字の空欄(ブロックの角に作られる3つの空欄)は比較的楽に解けることがあります。
L字の空欄を通るようなタテヨコの列に着目します。
すると、すでに列に使われている数字で、なおかつブロック内にはない数字があれば、列を通らない空欄に入る数字は確定します。
以下の例では、L字を通るタテには7がありますが、ブロック内はありません。
よって、ブロックの空欄は7と決定します。
L字の空欄は、ブロックと列1列を見れば空欄が確定することがよくあるので、視野を広く持ってみましょう。
連続する2列に注目すると、解けることがあります。
これは、連続する2列に同じ数字があり、かつその二列が通るブロックにその数字がないときに使えます。
原理はL字の空欄とにています。
また、注目する2列は連続で並んでいる必要はなく、以下のように、一列空いた状態で平行にブロックを通る場合も使えることがあります。
この事例では、ブロックの中央の空欄に入る数字が決定します。
行き詰まったら、次のようにさらに視野を広げると上手く見つかります。
上では同じ数字がある1列か2列に着目しましたが、3列をつかうこともできます。
同じ数字ある3列が直行する場合、交わる所にあるブロックには空きが限定されます。
すると、ひとつ残った空欄にはその数字が入るということが確定します。
3列に着目すると、空欄の多いブロックでも数字の入るマスが限定されてくるので、数字を決定することができます。
以上のように視野を広く持って空欄を限定するという方法を解説してきましたが、最初は難しいです。
「ヒントを出してもらって強調してもらえば気づくことができるが、何もない状態ではどこに着目すればよいのかわからない」というのが率直な感想だと思います。
これは、やっていくうちに慣れてくるということも大いにあります。
慣れるまでのコツとしては、
空欄が多いブロックに着目
↓
空欄を限定するようなタテヨコ列に着目
↓
それらの列にはあるが、ブロックにはまだない数字があれば決定
という順序でやってみると案外見つかったりします。
着目するマスを通らないタテヨコ列にもヒントがある、ということに気づくと、数独の可能性が一気に広がる感じがしますね。