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こんにちはー!
「スメイルの問題全部解決するまで帰れま18」シリーズ、番外編2へようこそ!🌟
今回もやってきました、あの“スメイルの問題リスト”の影に隠れた「幻の3問題」のうちの2つ目を深掘りしちゃいます。
スメイルが「これらは主要なリストに載せるほど重要ではないが、解決できれば良い」とコメントした問題の内の一つです。
その名も……
三次元球面は最小集合?ゴッドシャルク予想ってなんなん?
なんかもう、名前だけで目が回りそうですよね(笑)
でもご安心を。今回は数学がちょっと苦手な人でも「なるほどね〜」って言えるように、たっぷりポップに、やさし〜く解説します。🌈
みんな「球」って聞いたら地球とかサッカーボールを思い浮かべると思います。
あれは正確には「三次元空間の中の二次元球面(2-sphere)」。つまり表面が2次元ってこと。
じゃあ「三次元球面(3-sphere)」は?
それはなんと、四次元空間の中に存在する球の表面!つまり、3次元の表面を持つ球体です。
🤯「四次元?無理!」って思ったあなた、落ち着いて!
イメージ的にはこう:
実際には見えないし作れないけど、数学的にはちゃんと定義されてるんです✨
この「最小集合」という言葉、いかにも数学っぽいですが、意外とイメージしやすいです。
ここでいう「最小」とは、「ある条件を満たす中で最も単純な構造」という意味。
数学では「フロー(流れ)に対して閉じた、非自明な最小不変集合」という意味合いで使われます。
💡もっと噛み砕くと…
たとえば水がぐるぐる回る渦巻きみたいに、「ずーっと動き続けるけど、ある範囲にとどまってるもの」。
その中で、これ以上小さくならないもの=最小集合!
さて、出ました今回の主役:
ゴットシャルク予想(Gottschalk’s Conjecture)!
この予想は、1950年代にアメリカの数学者ウォルター・ゴットシャルクさんが提唱しました。
内容はいたってシンプル。
「三次元球面には最小集合は存在しないんじゃない?」
え?存在しない?なんで?と思うかもしれませんが、これ、実はとても深い問いなんです。
彼が考えたのは、三次元球面上で「常に動き続ける流れ(=フロー)」を作ったとき、
「この流れがとどまり続ける“最小な”集合って作れるの?」ということ。
彼の主張は、「いや〜、どうも無理っぽいよ」ってこと。でも、まだ誰も証明できてない。逆に反例もない。つまり…
💣 未解決問題!
この問題、めちゃくちゃ簡単そうに見えるんですよ。
「あるか、ないか」ってだけですから。
でも、めちゃくちゃ難しい!!!
なぜなら、「流れ」というダイナミクス(力学系)の話と、「三次元球面」というトポロジー(位相幾何学)の話が合体してるから。
数学の中でも、純粋数学+応用数学のハイブリッド問題なんです。
いくつかの部分的な結果は出てるけど、完全な証明や反例はなし!
一部の研究者たちは、数値シミュレーションや微分方程式の解析で攻めてますが、
どうしても「汎用的なフロー」ではなく「特殊なケース」にしか対応できないようです。
この予想がもし証明されたら…
数学のいろんな分野がドミノ倒し的に動き出す可能性があります!
とくに:
など、現代数学の重要な分野にドドーンとインパクトを与えることでしょう。
さらには、宇宙の形を記述する理論や、量子場理論における空間の構造なんかにも応用できるかも?なんて声もあります。
さて、長い記事になりましたが、今日のポイントをサクッと復習しましょう!
それでは今日はここまで!
次回は、幻の3つの問題ラストをお届け予定!まだまだ帰れま18!!
数学って、知れば知るほどワクワクするね✨
じゃあ、またね〜〜〜〜!!👋