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サッカーでは、レッドカードが提示されると即刻退場しなければなりません。まれに、試合開始の早い段階で提示されることがあります。ここでは、レッドカードによる最速退場をランキング形式で並べていきます。
サッカーはレッドカードが提示されると一発で退場ですが、イエローカードほど頻繁には見ません。
レッドを提示されたときに世界最速の退場はどれくらい短いのだろうと疑問に思った人も多いのではないでしょうか。
サッカーのレッドカードは、ルール上は特に出す時間が制限されているわけではありません。
さらに言うと、試合の直前あるいは直後にも提示することが可能です。
直後の例はライブ中継でもまれにみられ、試合終了後にいつまでも審判に判定を抗議していると出されることがあります(イエローカードであることが多そうですが)。
また、最速の定義としては、「試合開始からの秒数」と「当該選手が交代で入ってから退場するまでの秒数」が考えられます。
以下のランキングでは、どちらも区別していません。つまり、スタメンの場合は試合開始からの秒数ですが、交代要員の場合は入ってからの秒数となっています。
サッカーでのレッドカードの最速退場を見ていきましょう。
レッドカードを出されるには少なくとも数秒は必要と思われるかもしれません。
しかし、世界ではプレー時間が与えられないまま退場になった選手が存在します。
世界にはなんと試合前にレッドカードを提示されて退場を宣告された選手もいます。
それが原因でマイナス1800秒で退場という世界最速のランクインが可能なわけです。
これは2017年に発生し、退場になった選手はマルセイユ所属のパトリス・エヴラで、サポーターをハイキックで負傷させたことが原因です。
退場理由は試合前の練習でチームのサポーターがピッチに侵入してエヴラに否定的なブーイングを浴びせたからだそうです。
なお、見出しに書いた秒数は、あくまで推定です。試合前の練習がキックオフの45分前くらいに始まることから事件は30分くらい前の出来事だとして秒数を出しています(30分=1800秒)。
あくまで試合開始以降に限定するなら、以下の記録からが1位のランキングになります。
2位は0秒でレッドカードを提示されて退場したケースですね。
試合開始後のレットカードでは、これ以上は短くなりようがありません。ただし厳密には、交代時にピッチに入ってから(入る時)の記録となります。
これは2007年に発生し、退場になった選手はシェフィールドユナイテッド所属のキース・ギレスピーでした。
退場理由は、交代した時と同じ時に自分の近くで相手のスローインになったのですが、スローインを待つ相手選手に肘打ちをかましたことが原因です。しかも線審の目の前だったので言い逃れようがないです。
これはスローインによるプレー再開がされるまでの間に起こったのでプレーは始まっておらず、よって0秒で退場という記録になりました。
3位は2秒です。
これは2000年に発生し、退場した選手はクロスファームセルティック所属のリー・トッドです。
なお、この記録はプロサッカーリーグではなくイギリスのアマチュアリーグだったのですが、非常にセンセーショナルな出来事だったので全国ニュースになり、いまだに有名です。
退場理由としては、この選手は試合開始のとき審判のそばにおり、ホイッスルの音がうるさかったがために口汚い言葉を使って抗議した、または悪態をついたことが原因で退場になりました。
これは世界最速を「試合開始からの秒数」に限定した場合は、最も早い記録です。
ただ、ほぼ試合全部を10人VS11人ですることになったにもかかわらずトッドの所属するチームは11-2で勝利したというオチがあります。
試合前のレッドカードはさすがに何度も更新されるとは思えませんが、試合前に乱闘などが起きたらあり得るかもしれませんね。