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喉の声帯ポリープは声を使う職業におおく、19世紀までは治療が困難であった。また、女性のほうにやや多いとされる。
2010年代以降で、喉のポリープによって休業した歌手や声優をまとめた。また、声帯ポリープの治療の歴史についても解説した。
ポリープは女性にやや多いとされる。
KARAの元メンバー。2011年11月、疲労蓄積で声帯結節の診断を受けたことを所属事務所が明らかにし2012年2月、声帯ポリープ切除手術を行った。
日本の歌手。 2017年、声帯ポリープの摘出手術のため、2月末から約3ヶ月間休業。
日本の女性歌手。デビュー10周年となる2015年に声帯ポリープ除去手術のため一時休養するが、同年8月に復帰した。
日本の女性アイドル・声優。 2019年10月14日より、ポリープ切除手術のため活動を一時休養。
日本の女性歌手・声優。ユニットとしてメジャーデビューもしている。 2020年4月上旬に声帯ポリープの切除手術を行った。
男性でも症例はある。
2014年に声帯ポリープの切除手術を実施した。数ヵ月後に復帰した。
日本の男性声優。 2020年5月、声帯ポリープ手術を受けるために一時的に休業した。
日本の男性声優。 2021年1月、声帯ポリープの手術を受けた。
19世紀の半ばまでは、治療がほぼ不可能であった。患者は呼吸の際に異常な音がする、しわがれた声しか出ないあるいはささやき声でしか会話できないなど、生活に支障をきたしていた記録が見られる。
1860年代に喉をみる技術として喉頭鏡が発展し、視認して切除が可能になった。そのころの手順としては視認して金属ループを引っ掛け、それを絞って切除するのが一般的だった。今日では、ループも使った上で通電などの方法もとられている。
昔は治療はあきらめるしかなかったが、今日では数ヶ月で復帰できるようになった。医療技術の進歩がうかがえる。