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天才エピソードにことかかないフォン・ノイマンの逸話をなるべくたくさん紹介する。アインシュタインとの関係も解説する。ノイマンのかいた著書や伝記からも抽出した。
英才教育をうけた。多言語をマスターし、ギリシア語でジョークがいえたとも言われている。
母親がボーっとしているときに、「お母さん、何の計算をしているの?」と問いかけたという話がある。
壁の角を見つめて暗算をする癖があったという。また、12歳で大学レベルの数学を身に着けた。
暗算のエピソードはことかかない。
ファインマンが計算尺で、フェルミが卓上計算機で、ノイマンが空をむいて暗算でけいさんしたが、ノイマンが一番速く正確な答えをだした、という逸話がある。
ENIACができたときに、「俺の次に頭のいいやつがあらわれた」といったとされている。
同僚が数ヶ月わからなかった問題について相談を受け、内容を聞いた直後にその場でといた。
二人の少年が40キロ離れたところから向かい合わせに時速20キロで走り始めた。ハエがその間の空間を時速30キロで往復すると、二人が会ったときハエは合計何キロとんだことになるか?
これは二人があったときには1時間立っているのでハエは30キロとんでいる、という難しいようで単純なトリックなのだが、ノイマンはその場で答えをだし、トリックをしっていたのか、といわれると「トリック?自分は無限級数を計算しただけだ」といった。
死の直前には比較的簡単な割り算も痛みのあまり暗算で解けなかったとされる。
もともと無神論者であったが、死の直前には「神はいると思う。そのほうがより多くのことを説明できる」と述べていたとされる。
なお、死の間際まで病院のベッドのそばには将校が待機していた。これは、ノイマンが軍事の機密事項にかかわっていたので、うわごとなどでうっかり機密事項をしゃべると危ないからという理由だった。ただうわごとはハンガリー語なので意味はわからなかったらしい。
ノイマン自身は、アインシュタインのような夢想的な直観力をうらやんでいたとも言われており、アインシュタインのような人を本当の天才というのだといっていたらしい。
アインシュタインのほうは、ノイマンを評して「ノイマンは哺乳類ではなくて、思考類である」というコメントで高く評価している。これは、哺乳類が母乳で成長するのとおなじように、ノイマンは思考そのものを通じて成長するというさまを表している。
自己増殖オートマトンやコンピュータについて1950年代に講演を行っている。本人はこの講演のなかで、
・デジタルの機械は科学のみでなく今後の世界に大きな影響を与える。
・線形の事象だけではなく、非線形の事象も解き明かされるようになる。
・脳みそはニューロンと軸索によって構成されたコンピュータである。
などの予言や解説をおこなっており、その先見性の高さが伺える。
火星人グループのようによばれていたらしい。このグループの中で有名な科学者にはレオ・シラードなどがいる。