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ナインメンズモリスは、駒を置いていくフェーズと動かしていくフェーズがあるユニークなボードゲームです。ここでは、ナインメンズモリスの必勝法と、攻略のコツについて解説していきます。実は毎ターン相手の駒をとることも可能です。
ナインメンズモリスは、中央に穴が開いた形のボードを使います。
ゲームの目的は、三つを一つの道に並べる「ミル」という形を作ることです。そうなったら相手から駒をとっていくことができます。相手の駒が2つ以下になったら勝ちです。
最初のフェーズでは交互に駒を配置していって、ミルを試みます。この段階でミルが作れたら、相手の駒をとることができます。
9つの駒の配置が終わったら、道に沿って駒の移動をしていきます。
ここでも、ミルができたら駒をとることができます。
どちらかが3つのみになったら、特別ルールとして「ホッピング」というルールが適用されます。これは、劣勢なほうが道を無視して駒を移動できるというもので、多少見るが作りやすくなるというものです。
現在ではブラウザで遊ぶことができ、以下のページなどで遊べます。
ナインメンズモリスは、配置するフェーズと移動するフェーズでそれぞれ攻略のコツがあります。これをしれば、初級から中級くらいのAIには勝つことができます。
序盤ですが、ナインメンズモリスのボードにおける4つの道が伸びている点に駒を置いていきます。
この四叉路は、実は戦略上獲得しておいたほうが有利なことが多いのです。
なぜかというと、最も多くの方向にミルを作れる可能性が増えるからですね。
ここが抑えられない時は、三叉路に置きましょう。
逆に、角は2つしか道がないので、避けたほうが良いです。
移動パートになったら、まずは一つどこかにミルを作ります。
ミルは、同じ場所に何度でも作っても問題がないです。
よって、次のターンでどこかをずらして、その次のターンでまた同じ場所に作る、ということを繰り返してしまえば、意外とすぐに相手の戦力を減らすことができます。
ナインメンズモリスには、最強のミルの形が存在します。
これは、図のように、小さな四角形と中央の道に二つずつ配置しておき、その間を一つのミルが往復することで、毎ターンミルを作ることができる、というものです。
この形を作ることを目指して遊んでみましょう。できると爽快です。
ナインメンズモリスには、必勝法はあるのでしょうか?
調べてみると、ナインメンズモリスは、解析が完了しているゲームのようです。そしてその結論としては、両方のプレーヤーが完璧なプレーをすれば、試合は引き分けになることが示されています。
また、ボードを小さくしたものであれば、これを体感することはできます。
これには、スリーメンズモリスという、駒の小さいバージョンのナインメンズモリスがあり、こちらも長い歴史があります。
ルールは駒を置いていくフェーズと移動するフェーズの二段階があるのは全く同じです。
スリーメンズモリスでは、双方がミスをしなければ、永遠にリーチ→それを防ぐ→別の場所でリーチ→それを防ぐ・・・という風に、ゲームが進行していきます。つまり、事実上の引き分けとなります。
ナインメンズモリスについて調査していると、「つまらない」という検索予測候補が見つかります。
これはおそらく、往復で2ターンに1回はミルを作れてしまえるので、一回相手にミルを作られれば、一方的にとられ続けるという現象が起きやすいためだと考えられます。
そうすると、負けている側としては駒が3つになったときに使えるホッピングルールにすがるしかありませんが、これはうまくいったとしても膠着状態に陥ることが多いため、白黒はっきりしないのでつまらないということになるのだと思います。
この一方的な展開を防ぐ方法はなくはないです。
例えば、筆者が子供のころにナインメンズモリスで遊んでいたときは、「同じプレイヤーが同じ場所にミルをつくっても無効」というルールを追加していました。こちらのほうがゲームバランスは崩れない気がします。
ただし、ルールがプログラムされているブラウザゲームなどでは使えないので、実物のボードゲームで遊ぶ前提にはなってしまいます。
配置していくフェーズと移動するフェーズが丸ごとゲームになっているというのはほかではあまり見ないので、非常に面白い特徴だと思います。