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画数の多い苗字はよく話題に上がりますが、その中でも漢字2文字に限定したものをランキングにまとめました。漢字の画数のみならず、読み方やひらがなでの分析もしています。
画数の多い苗字というのは多くは3文字以上です。一方で、多くの苗字は漢字2文字で構成されていることも事実です。
そうすると、漢字2文字でもっとも画数の多い苗字はどのようなものかというのが気になります。
以下、ランキングを見ていきましょう。
1位は48画で、靈鷲(たまわし)という2文字の苗字です。
26画たす22画で48画になります。片方書くだけでも画数がとても多いですね。
一文字目を霊と書くと画数の合計が37画に減るので、順位はより下のほうになります。
2位は46画で鷦鷯(ささき)という2文字の苗字があります。
佐々木といえば読み方はよく見かける苗字ですが、このような難しい書き方もあるということがわかります。
漢字2文字では、おなじ読みとして笹木(ささき)と書く苗字も存在します。
3位は42画で、纐纈(こうけつ)などを筆頭にいくつかの2文字の苗字が存在します。
藤などのよく苗字で見かける漢字もこのあたりで現れ始めました。
4位は41画で轆轤(ろくろ)という2文字の苗字があります。
この苗字は鳥へんの多いこのランキングの中で、車へんが2文字続くという特徴があります。
5位は39画で鷹嘴(たかのはし)という2文字の苗字があります。
ちなみに2文字目を「石ヒ鳥」と書く、つまり「鷹石ヒ鳥」と書いて同じくたかのはしと読む苗字もあり、その場合は42画となるので、順位はより上がります。
上のランキングを見るとわかりますが、鳥へんが付く漢字が含まれていると、多くなりがちという特徴があります。
鳥だけでも画数が多いうえに、その鳥の特徴を表すつくりが入ってくるので、画数が上がりやすいという傾向があります。
上の苗字をひらがなに直すと、5位の「たかのはし」が5文字12画で一番画数が多くなります。
つまり、ひらがなで書いてもけっこう画数の多い苗字であることになります。
あくまで上の漢字をひらがなに直した結果であり、ほかの2文字の苗字をひらがなに直した場合は、上で挙げた以上に画数の多い苗字もありえるでしょう。
例えば、「今郡(いまごおり)」などの苗字は、漢字2文字で漢字の画数じたいは上のランキングに入りません。
ですが、ひらがなに直すと5文字15画になり、上に挙げた苗字よりも画数が多くなります。
2文字の苗字を持っていたとしても、場合によって3文字以上の苗字より画数が多くなることがある、というのがこのランキングを見るとわかります。