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美空ひばりの顔が映りこむという心霊現象的なハプニングが起こったことがありました。ここではその真相を似た事例とともに考察していきます。
美空ひばりの心霊騒動が起こったのは、1990年の『おもいッきりテレビ』で放送されたものです。
この番組内では、司会者、出演者がソファに座って会話を行っているときに、出演者の背後にすでに死去していた歌手、美空ひばりの顔が映ったというものです。
この後、「美空ひばりさんの顔が映った」という問い合わせが殺到したという出来事がありました。
ただし、この出来事は以下で解説するように、心霊や幽霊などではないという説が有力になっています。
美空ひばりの顔が映ったという心霊現象は、今日では「別の番組で使う予定だったパネルの映り込みであろう」という説が有力になっています。
以下、パネルであるという説の根拠となる要素を考察していきましょう。
問題となる美空ひばりの顔ですが、顔には凹凸が感じられず、板状のものにかかれているように見えます。
また、画面内の映り込みは角度が変わった後で見えなくなるのですが、角度が変わった状態でも凹凸が変わることがありません。
このことから、パネル化、あるいはポスターのようなものと考察することが可能です。
このパネル説を裏付けるような情報として、この時期の前後に美空ひばりの特集番組が製作されていて、そのためのに作られたパネルという証言があることです。
時系列的にも、美空ひばりは1989年に死去しています。
そして、心霊騒動が起こったおもいッきりテレビは1990年の収録です。
つまり、1周忌の特集番組を制作したときに使うパネルを、スタジオに放置したらカメラに写ってしまったということが考察できます。
そのような事情でパネルがおいてあるのは自然な流れですが、置く場所をカメラに映る位置にしてしまったのがミスだったということになります。
番組の途中でスタッフが気が付いて、位置をカメラに写らない位置まで移動させていったというのが顔の位置が動いていることの真相だと考えられます。
徐々に位置が変わって消えてったように見えるのは、最初に動かしたときにまだカメラに写っていたので、さらに動かしたらカメラの外に見切れた、という動きが沿い即できます。
海外でも、心霊や幽霊といわれた後にパネルの映り込みであったことが判明した事例というのがあります。
それは映画作品『スリーメン&ベビー(Three Men and a Baby)』の中で起こったことです。
この部分は公開当時、背後の窓際に少年の幽霊が映っているということで話題になっています。
以下の動画の37秒あたりにカーテンの間に映り込んでいます。
また、撮影が行われたビルには少年の幽霊が出るなど、尾ひれがついて情報が広まっていきました。
しかし、これは登場人物の一人が俳優という設定であり、いたるところにその人の等身大パネルがあるというのが劇中の設定でした。つまり映り込みは想定内ということです。
同じパネルは別の個所でも無造作に置かれて映り込んでしまっています。
また、撮影現場もビルではなくスタジオで作ったセットが適当においてしまったパネルが移りこんだものであることが判明しています。
このパネルを見ても、美空ひばりのものと同様に、顔が平面的で動きがないことがわかります。
当時のテレビの画質で、スタジオの陰になっているところに顔を見つけられたという視聴者の観察眼が純粋にすごいなと思います。