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麻酔の発見は、複数の人物が同時期に偶然の発見をしたことで生まれた。しかしこのことで、先取権をめぐって争いが起こってしまった。結局、登場人物たちはみな不幸な末路を迎えてしまった。
気体の研究がきっかけで麻酔作用の発見にいたる。
1772 :プリーストリー、笑気ガスの発見、吸い込んで、歌う、けんかする、わらうなどの症状が出ることがわかった。
1789 :デービー、気体研究所、笑気は長く吸うと失神すると解明。彼は自分で7分で15リットルすうという実験をし、かなり酔ったらしい。外科手術につかえるかも?、と着想している。
1844 :ハートフォード、このガスでの娯楽用途の公開実験
会場には歯科医ウェルズと友人クーリーという人々がいた
気体を吸ったクーリー、暴れだす、足を切って出血していたが痛みは感じず、気づかなかった。
ウェルズ、患者が痛がる抜糸につかえるかもと着想。
同時期:ウェルズ、自分の虫歯を抜いてもらう、痛み感じず
その後:ウェルズ、公開実験の失敗、しかし手術を早まりすぎ、患者は絶叫してしまう。
1841 :ジャクソン、塩素を吸ってしまうがエーテルとアンモニアを吸ったら楽になった。ここから麻酔の発想をする。
モートン、ジャクソンに痛みの軽減としてエーテルの使用をすすめられる
1846: モートンの公開実験、ここで首の腫瘍の除去に成功。
ウェルズ、モートン、ジャクソンは麻酔の発明者としての先取権をあらそったが、悲しい結末を迎えてしまった。
1848:ウェルズが自殺。
1860代:ウェルズに先取権があると認められる。
1868 :モートン、職を追われ、しばらくした後に意識不明でみつかり、死去。何者かにおそわれ負傷したことがわかっているが、真相はよくわかっていない。
1880 :ジャクソン、精神病院でなくなる
ロング博士という人物も、麻酔の着想をしている。かれは比較的やすらかに死を迎えた。
1840頃:ロング博士、奴隷がエーテルを吸って倒れるのを目撃し、麻酔を着想。
1842 :ロング、エーテルを使い患者から腫瘍の除去に成功
この時期、ロングの知り合いたちは連邦議会へロングの選手権を認めさせようと申し出た。しかし、議会は結論を出すのを拒否した。
1878:ロング、死去。
・江戸時代に日本で麻酔手術を試した医者がいた。