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マンカラは、数千年以上の歴史を持つボードゲームです。ここでは、マンカラの攻略のコツ及び、必勝法について解説をしていきます。
マンカラは数千年前から遊ばれていたとも考えられており、世界初のボードゲームという説もあったりします。
実際、てきとうに地面に書いた丸いマス目と、小石がいくつかあればどこでも遊ぶことが可能です。
小石の個数などでバリエーションを変えることもできるので、かなり柔軟なルールとなっています。このことが降るから遊ばれていた一因と言えるでしょう。
マンカラの基本的な初期配置としては、6×2列のマス目(ピットともいう)をもつボードに4つずつ石の入ったものが遊ばれています。
マンカラでは、どれかのマス目の意思を全てつかんで、反時計回りにひとつずつ置いていくという動きを使います(種まき)。
そして、種まきの過程で自分のゴール(ストアともいう)に通過するときにはそこに一つ置き、1点のポイントになります。
最後の一つがストアに置かれたときは、もう一度自分のターンとなります。
最後の一つが自分の空きマスに置かれ、かつその反対側の相手のマス目に石があれば、両方の石を全てとることができます(横取り)。
最終的に、どちらかが種まきをできなくなったらゲーム終了で、「自分のストアの個数+自分の側のマスにある個数」のポイントが多いほうが勝ちになります。
マンカラには多くの派生ルールがあるため、連続で動かせるルールがないものや横取りルールがないものなど、多少の差異があります。
ですが、多くのブラウザのマンカラでは連続ルール・横取りルールが取り入れられています。
マンカラの攻略のコツは、以下のようになります。これを覚えているだけで、かなり勝つことができるようになります。
ゲームの最初では定石を覚えてしまいましょう。
定石は、最初に左から3つ目のピットにある4つの石をつかんで種まきし、最初に2連続で自分のターンを動かしてしまうことです。
二回目では、自分の右端のピットから、相手の側に種まきをします。こうすることで、優位に進めることができます。
中盤になったら、優先順位を以下のように考えて種まきをしていきます。
最優先事項としては、最後の一つがストアに置けるなら、そのピットの石を動かし、連続して自分のターンにします。連続した自分のターンで、またストアに置けるのであれば、これを繰り返します。
下図では、二つ置いてある右から二つ目のピットを動かすことで連続ターンを得ることができます。
そして、次に右端に移動した一つをストアに入れてしまえば、また連続で自分の番です。
次に優先順位が高いのは、相手のピットから横取りができるなら、横取りできるような位置のピットから動かします。
両方ともできないのであれば、基本的には一番右側に近いところから石を動かせば、問題のないことが多いです。
ちなみに、筆者は序盤の定石と優先順位を知るまではAIに負けまくっていましたが、両方を覚えてからは10回中8,9回は勝てるようになりました。
マンカラでは、上で述べたように、自分の列に空きマスがあり、そこに最後の一つを置いたとき、相手の側に石があれば、両方のマスから石を複数個横取りできます。
これを防ぐために、うっかり相手のマス目が開いているのに自分の側に大量の石を放置しておく行為には気をつけましょう。
これは、相手の空きマスに注意を払っていれば基本防げます。
もうひとつは、相手の側に種まきをした結果、最後の一つが空きマスに置ける個数になってしまうといったミスに注意しましょう。
これは、自分の種まきで相手のマスがいくつかになるかを数えてみれば防げます。
マンカラは、道具もルールもシンプルながら、情報は常に開示されており、運の要素もないです。つまり、両者の戦略によって結果が決まります。
このゲームには必勝法はあるのでしょうか?
石の数を少数に限った場合であれば、必勝法は明らかにすることができます。
また、いくつかの事例を考えてみると、石の個数、ピットの個数によって、最善手を取ったときにどちらが勝つのかが変わってきます。
例えば、図のように1×2のマンカラで各ピットにひとつづつの場合、明らかに引き分けになります。(1を動かすと最後の一つがストアに入るので連続で先手の手番だが、石が一つもないのでゲーム終了、お互いの側にひとつずつあって引き分け。)
ですが、2×2のマンカラで各ピットにひとつずつの場合、これは先手必勝です。最初に連続で動かして、2回目で横取りできるためです。(2、1の順で動かす。)
2と動かすと下の図のようになり、次に1を動かせば2と2’の横取りで3つが自分のもになります。
こうした事実から、ピットの数と石の個数によって必勝するほうが変わるものの、両者を増やしていった場合、基本的には、先手が有利になると推測されます。
使う道具がシンプルながら奥が深く、思考の対象としても面白いです。