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「インディジョーンズ 最後の聖戦」には、冒頭にコロナドの十字架という秘宝が登場します。これは実在するのでしょうか?ここでは、最後の聖戦に出てくるその他の宝を含めた元ネタを解説していきます。
最後の聖戦の冒頭では、つかみのお宝として、「コロナドの十字架」という十字架が登場します。(コロラド、ではない。)
コロナドという人物が、アステカ帝国を滅亡させたエルナン・コルテスから受け取った十字架という設定があります。
結論から言うと、この十字架は制作側の創作です。
ですが、コロナドの名前を持つ人物は実在し、コルテスとほぼ同世代です。
コロナドの十字架のもとになった人物は、フランシスコ・バスケス・デ・コロナドという人物で、スペインのコンキスタドールであり探検家の一人です。1510年から1554年にかけて活躍しました。
メキシコからアメリカのカンザス州のあたりまで遠征し、最後はメキシコシティでなくなりました。
劇中では、コロナドの十字架は1521年にコルテスによってコロナドに贈られたという設定です。
ですが生没年を見ればわかるとおり、コロナドは1521年には11歳かそれくらいということになるので、これがさすがに事実でないことはすぐわかります。
最後の聖戦でクライマックスの3つの難所が存在する遺跡は、実在の遺跡です。ラストに実際の遺跡が使われているというのは、結構有名な話なので知っている人も多いかもしれません。
ペトラ遺跡という遺跡群で、中東のヨルダンにあります。なおかつ、映画に登場するのは「エル・カズネ (宝物殿)」といわれる部分です。
なお、ロケ地として選ばれただけで、聖杯伝説とは関係がありません。
しかし、耳寄りな話としては、正面の門の部分の上の方には、壺の形をしたレリーフがあり、ここにお宝が隠されているかも、みたいな話は噂としてあります。
また、宝があると思った地元の人物が壺に向けて発砲したことがある、みたいな話があったりします。
劇中では、内部には印象的なライオンの像がおかれています。
3つの罠のところは創作であることはわかりますが、中のライオンの像は本物なのでしょうか?
調べてみると、遺跡の内部に入った後のシーンは、創作のようです。内部の様子は、動画などで確認できます。
ですが面白いことに、ペトラ遺跡の別のところにはライオンのレリーフが掘られており、いにしえの栄光を映し出しています。
創作も多めですが、意外と現実ともつながりがあることがわかりました。