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北半球で左巻きの渦が、赤道を越え南半球に来ると右巻きに変わるという実験が知られている。この実験はテレビ番組の世界の果てまでイッテQでも取り上げられたことがあるそうである。だが、これは比較的簡単なトリックで実現できる。コリオリ力研究の歴史とともに述べる。
北半球にある同じ位置でペットボトルから水を流し、両方の渦を作れれば北半球だからかならず左巻きという説は否定される。
まず右に進んでいく例。この時点で、きたはんきゅうは渦は左巻きというのは必ずしも成り立たないとわかる。
次に左に進んでいく例。
実際、多少ゆすってやれば、誰でも逆向きの渦を作ることができる。
赤道の境目で行われる実験では、水をそそぐときに勢いをつくっておき、底の方でその勢いが消える前に栓を抜いて渦の方向をコントロールしている説が濃厚である。
実際、赤道上をすこし移動したくらいではコリオリ力の影響はゼロにひとしい。また、桶の形状や水のそそぎかた、桶の揺らしかたなどの要因のほうが大きくなる。
日本の風呂場などであっても、排水口の位置や形などで渦の向きが変わることがしられている。
台風は、北半球の場合左巻き=渦の弧が左に膨らんでいる
また、偏西風などもコリオリ力で向きが変わっている例である。
緯度がたかく、大きな規模の現象であればコリオリ力の影響は確認できる。
中世:大砲の発明。これを赤道にむけて撃つと、目標地点よりそれることが知られていた。
19世紀:GGコリオリ、コリオリ力の研究をする。慣性りょくのひとつであることが明らかになった。
・コリオリという名前でとおっているが、実際にはコリオリスという発音が正しいそうである。これはフランス人の名前は基本語尾の子音を読まない、という原則を誤用したものと思われる。