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コモドドラゴンとして知られるコモドオオトカゲは、人間を襲った事件を起こしています。ここでは、それらをまとめてみました。また、毒が人間に効くのかを調査してみました。
なお、グロ画像はありませんのでご安心ください。
コモドドラゴンは、名前の通りインドネシアのコモド諸島に生息しています。人食い事件はこの島で起こったものがほぼすべてですが、飼育のために移動した先で重傷を負うことも起こっています。
コモド国立公園はコモドドラゴンの観察や保護などを行っている区域です。
ここでは人間を襲った事例が報告されており、その数は1974年からの38年間で、24件報告されています。そのうち、命を奪われたものは5件でした。
なお、近隣の村人がその被害者だったということです。
これは2001年にロサンゼルスで起こった襲撃事件です。
ジャーナリストであったフィル・ブロンスタインが、飼育員に案内されてロサンゼルス動物園の囲いに入ったときに、コモドドラゴンに襲われています。
彼は、飼育員が彼に白い靴と靴下を脱ぐように指示されたので、素足を噛まれました。
一命をとりとめたものの、足の腱を手術でつなぐ必要があるほどの大けがでした。
当時このジャーナリストは女優のシャロンストーンの夫であったことからニュースになったようです。
2020年、インドネシアでコモドドラゴンの観察などを目的にしたテーマパーク公園建設にて、従事していた動員された建設労働者がコモドドラゴンに噛まれる事故が発生しました。
一命をとりとめましたが、皮膚数ヵ所が裂けるなど重症を負ったと言ことがわかっています。
その後、このテーマパークがどうなったのかはわかりません。
コモドドラゴンの毒によって直接死に至った事例は確認できませんでした。
コモドドラゴンの持つ毒の成分は、ヘモトキシンであることが判明しています。この毒を、管が付いている鋭い牙で噛むことで流し込んで、注入するわけですね。
このヘモトキシンは蛇毒としても含まれている物質であることから、人間に与える影響も否定はできません。
ここではヘモトキシンの特徴からコモドドラゴンの毒の様子を考察してみます。
ヘモトキシンは通常、ゆっくりと聞くタイプの毒であり、直ちに死に至ることはありません。
また、この毒の役割は血液凝固を阻害することで出血を多く引き起こすものです。最悪の場合は、死に至ります。人間の場合、吐き気や頭痛などがヘモトキシンによって引き起こされます。
コモドドラゴンは、積極的には人間を襲わないことがわかっています。
人間が近づくと、すぐに隠れられる場所に逃避行動をとるケースが多いようです。
コモドドラゴンは絶滅が危ぶまれる生物としても知られているので、人見た目から思っているよりか弱い生物なのかもしれません。