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かつて多くのネットユーザーを魅了した名作フラッシュゲーム『こ~こはど~この箱庭じゃ?』。
その独特な雰囲気とストーリー、そしてミステリアスな演出によって、2000年代のフラッシュゲームブームを彩った1作です。
「もうフラッシュゲームは遊べないのでは?」と思っている方もいるかもしれませんが、実は今でも問題なくプレイする方法があります。
本記事ではその方法を丁寧に解説し、ゲームの魅力や攻略のコツについてもご紹介します。
『こ~こはど~この箱庭じゃ?』(表記ゆれとして『ここはどこの箱庭じゃ?』)は、当時個人のサイトで公開されていたフラッシュベースのノベルゲーム風のミステリーゲームです。
作者の独特なセンスと、どこかノスタルジックなグラフィック、そしてユーザーの想像力を刺激する仕掛けにより、多くのファンを獲得しました。
一見すると、のどかで素朴な世界観の箱庭ゲームのように始まりますが、徐々に不穏な展開へと進行していく構成が、プレイヤーの好奇心と緊張感を高めていきます。
現在の目から見ると、どこかレトロ感のある画面構成が目を引きます。
また、2000年代の人々がパーソナルコンピュータやインターネットに触れた時の高揚感や期待感のようなものが随所に感じられ、ネット草創期の様子を追体験できるようなゲームです。
不穏な展開はあるものの、ジャンプスケア(びっくり要素)はほとんどなく、どちらかというと静かにじわじわと進む物語が特徴です。
謎を解きながら、断片的な情報を繋げていくことでストーリーが明らかになっていくタイプのゲームです。
Adobe Flash Playerのサポートが2020年末に終了して以降、多くのフラッシュゲームがプレイできなくなりました。
しかし、**オープンソースのFlash互換プレイヤー「Ruffle」**を使えば、今でも多くのフラッシュゲームをブラウザ上で再生・プレイすることが可能です。
『こ~こはど~この箱庭じゃ?』も例外ではなく、Ruffleを活用することで現代の環境でもプレイ可能です。
Ruffle公式サイト にアクセスし、使用中のブラウザに対応した拡張機能をインストールします。
Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeなどで利用可能です。
Ruffleをインストールした状態で、検索またはリンクから『こ~こはど~この箱庭じゃ?』の公開ページにアクセスします。
Ruffleは必ずしも万能ではないため、ゲームの表示に一部乱れがあるようです。
ただし、主要な機能は正常に動作するためエンディングまで問題なくプレイ可能です。
最後に以下のように「終」と出るのがエンディングです。
上の画像はエンディング画面の一部を切り取った部分です(全部見るとどんなエンドがわかってしまうため)。
ここでは、初見の方向けに攻略を進めるためのヒントや注意点を紹介します。
ネタバレには触れず、あくまで「詰まりやすいポイント」に焦点を当てています。
ゲームを始める際、名前の入力を求められる画面があります。
ここで適当にスキップしようとするとゲームが進まない仕組みになっています。
必ず名前を入力してからスタートしましょう。
ゲーム内は、実際のホームページのようなインターフェースで構成されています。
トップページから順にサブページへと**「普通にWebサイトを閲覧するように」**物語が展開していきます。
順番にリンクをクリックしていくことで、自然とストーリーが展開されます。
一見関係なさそうなページにもヒントが散りばめられているため、見落としがないように注意しましょう。
作中に登場する掲示板(BBS)は、物語の核心に迫る重大な情報が投稿される場所です。
ここを見逃すと重要な分岐や演出をスキップしてしまう可能性があるので、必ず目を通しておきましょう。
また、プレイヤー自身が「誰なのか」という視点も掲示板を読むことで深まっていきます。
読み進めるうちに感じる違和感や、登場人物のやりとりがストーリーの鍵になります。
なお、この記事では直接的なネタバレやストーリー考察はしませんが、そちらは別の『こ~こはど~この箱庭じゃ』ネタバレ記事でまとめたので、気になる人は参照してください↓
また、過去のプレイヤーによる考察や感想なども、多くがインターネット上に残されています。
プレイ後にそれらを読むことで、より一層作品の味わい深さを感じられるでしょう。
『こ~こはど~この箱庭じゃ?』は、今のゲームに慣れた人にとっては、ある意味で新鮮かもしれません。
音も少なく、派手な演出もなく、ただ淡々と進む物語。
しかしその中には、**「人の記憶」「存在の意味」「つながり」**といった普遍的なテーマがそっと隠されています。
Ruffleを使えば今でもプレイ可能なので、懐かしさを感じたい方、あるいは未プレイで興味を持った方は、ぜひこの機会に触れてみてください。