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スティーブンキング原作で映画化もされた「IT」には、悪役としてピエロの姿をしたペニーワイズが登場します。ここでは、ペニーワイズの元ネタ・モデルや、ピエロが起こした事件について解説していきます。
ペニーワイズとは、映画化もされたスティーブンキングのホラー小説『IT』に出てくる、下水道にいるピエロとして有名です。
道化の見た目ではありますが悪役でもあり、子供たちに危害を加える存在として表現されています。また、この作品の出版後、読者に少なからずピエロ恐怖症を植え付けたなどのエピソードもあります。
このペニーワイズの元ネタは、ピエロに変装することが多かった殺人犯ジョンゲイシーだと考察されています。
ここでは、ジョンゲイシーの事件などについて解説していきます。
ジョンゲイシーは、少なくとも33人の少年や若者に対して殺人を犯したことで知られています。
彼の性格としては子供を笑わせたりするのが好きだったようで、自らピエロに変装して風船を配ったりという行動を多くしていたようです。
また、ピエロに何かしらの愛着があったようで、ピエロのイラストなども残しています。
しかし結局は、殺人の結果遺体を埋めていたという証拠が出たことで、殺人が明るみになり、逮捕されます。
ジョンゲイシーはスティーブンキングと彼の「IT」に影響を与えたのでしょうか?
実際にはキング自身がゲイシーを参考にしたというような発言は残っていないようです。
ジョンゲイシーの裁判は1980年に行われています。一方で、「IT」の出版は1986年に行われています。
この期間に執筆が行われたとすると、ピエロのイメージにはジョンゲイシーのビジュアルが影響を与えたのではと考えることは可能です。
ピエロに扮する人物が起こした事件は、ほかにも起こっています。
有名なものでは、2016年前後のアメリカ全土で車のドライバーを標的に起こったものです。
これらは、深夜などに人気のない道を運転していると、ピエロが道の真ん中に立っており、通行を妨害してくる、というものでした。
当時からドライブレコーダーにたくさんの記録動画が残ったことで世界的にも有名になりました。
この事件の動機としては愉快犯による行動という見方が強いようです。
深夜にピエロに出くわしたら怖すぎますね。