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これは素数ですか?(Is this prime?)は、数学者が開発した、表示された素数を正しくふるい分けていくブラウザゲームです。ここでは、そのゲームの遊び方と、攻略のコツを解説していきます。また、世界記録についても述べていきます。
『これは素数ですか?(Is this prime?)』とは、画面に表示された数が素数であるかどうかを見極め、素数であればYESを、素数でなければ(合成数ならば)NOを押して数をふるい分けていくゲームです。
以下のページで、いつでも遊べます。
2020年に、数学者であるクリスチャン・ローソン=パーフェクト氏が開発して公開しました。
画面上のボタンを押すことでも遊べますが、YキーとNキーでふるい分けるほうが速くプレイできます。
このゲームのルールは非常に単純で、画面上に表示される数字を間違えずに素数かそうでないか答えていくというだけです。
一回でもミスをしてしまうと、その時点でゲームオーバーになり、そこまでのふるい分けられた戸数がスコアとして表示されます。
さらにこのゲームには制限時間もあり、うまくふるい分けていったとしても1分が来たところでゲームが終了し、その時のスコアが記録となります。
地味に中毒性があるということで話題になり、2021年には遊ばれた累計回数が300万回を突破しています。
『これは素数ですか?』には記録を競うあうようなランキング機能などはないのですが、当然1分間にどこまでスコアを伸ばせたかという記録に挑戦する人はいます。
いままでで知られているもので動画に残っているものは、以下の127という記録が最大のようです。
動画を見ていくと機械のように早く正確にさばいていっているのがうかがえます。また、127というスコアの数字そのものが素数なので、この偶然の一致も面白いです。
このゲームは、遊んでいると気が付きますが、はじめのうちは100以下の素数しか出てきません。このことから、100以下の素数の攻略を身に着けてしまえば、スコアを10以上にすることは比較的簡単にできます。
自然数には素数っぽいけど素数でない数というのが存在します。
例えば57がそうで、57は素数ではないのに「グロタンディーク素数」として呼ばれることがあります。
有名な話ですが、数学者のグロタンディークが発表の中で「素数の具体例をもとに発表内容を説明してもらえますか」と言われてあげた具体例が57で、これが素数ではなかった(57=3×19と因数分解できるので合成数である)ことが由来です。
これ以外にもよく素数に間違われる数が存在し、51(=3×17)、57(=3×19)、87(=3×29)、91(=7×13)などがあります。
100以下の素数を記憶してしまうのも一つの方法です。100以下だと、25個の素数しかないので、意外と覚えるのは簡単です。
素数の不規則性や意外性を知る上では最適なゲームかもしれませんね。友達交代しながらやって勝負しても面白そうです。