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パイレーツオブカリビアンの4作目「生命の泉」では、ポンセデレオンの伝説と生命の泉が登場します。ポンセデレオンというのは実在の人物であり、彼の探した生命の泉もモデルが存在します。ここでは、その元ネタについて解説してきます。
まず、作中で生命の泉を探すための最初の手掛かりになるポンセデレオンですが、彼は実在した人物です。
フアン・ポンセ・デ・レオンは16世紀ごろに活躍したスペインのコンキスタドール(征服者)であり探検家でもあった人物で、生命の泉の元ネタ「若返りの泉」を探していた、という伝説も残されています。
一説では、この若返りの泉を探す過程で、アメリカのフロリダを発見したともいわれています。その影響で、フロリダに到達した最初のヨーロッパ人とみなされています。
フロリダの探検に向かう時、ポンセデレオンは3隻の船で出港したことが明らかになっています。作中に出てきたポンセデレオンの船は、この時に載っていた船が元ネタになっていると推測されます。
時期的にも、海賊の黄金時代だった時よりも前の人物なので、ポンセデレオンのことが伝説として語り継がれているのは時系列的にもあり得そうな話ではあります。
生命の泉は、上でも書きましたがヨーロッパに流れていた伝説である「若返りの泉」が元ネタです。青洲の泉などとも呼ばれます。
この若返りの泉にはどのような効果があるといわれていたのかというと、文字通り、年老いた体が若返る、というものです。
この若返りの泉は様々なバリエーションがあり、歴史をたどっていくとアレクサンドロスの時代くらいまでさかのぼることができます。
さらに、場所も必ずしもアメリカ大陸の周辺とは限りません。
この伝説ですが、フロリダに入ると若返るイズミなどは存在していません。
実際の地名として、フロリダのオーガスティンには「若返りの泉国立遺跡公園」という公園があります。
しかしながら、ここはポンセデレオンが上陸した地点を記念して名前がついているだけです。
また、写真のような泉もあるのですが、この泉は上陸地点にあったというだけなので若返りの泉ではありません。
若返りの泉はもし本当にあったらアンチエイジングに重宝されますね。