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インディアン・ポーカーは、駆け引きの要素が楽しいトランプのゲームです。ここでは、インディアンポーカーの確率論をもとにした必勝法を解説するとともに、勝ち方・攻略のコツを解説していきます。
始めにインディアンポーカーのルールをおさらいしておきましょう。
インディアンポーカーは1枚のカードを額に押し当て、「自分のカードだけ見えないが、他のプレイヤーのカードは自分に見えている」という状況を作ります。
カードの強さは2<3<4・・・J<Q<K<Aとします。
相手をだますような会話をした後、チップをかけて、最後にカードを見せ、一番強かった人がチップを総取りできます。
なお、分が悪いと思ったら、チップをかけずに勝負を降りることもできます。
インディアンポーカーの攻略のコツとしては、以下のポイントがあります。
インディアンポーカーで重要なのが「場に出ているカードで最強のものが何か」です。
例えば、見えているカードにKがあった場合、分が悪いとみて勝負を降りたほうが良いと考えられるでしょう。
もちろん見えていない自分のカードが場に見えているものよりじつは強かった、ということもありますが、確率的には負けていることのほうが多いでしょう(後述の確率論をもとにした必勝法でも解説します)。
対話での騙しあいで勝負を有利にする方法もあります。
一つは強い相手に弱いと思わせて勝負を下ろさせる戦略です。
状況としては、場に出ているカードが比較的弱いカードがそろっている状態だとします。
この時に強い人に「弱いカードなので勝負を降りたほうが良いですよ」という風に言う戦略です。
こうすることで最強の人に降りてもらえばライバルが減って勝てそうだ、というときに使えるでしょう。
逆に、弱い相手を勝負に乗せてチップを奪いとることもできます。
状況としては、場に出ているカードが比較的弱いカードがそろっている状態だとします。
この時に弱い人に「強いカードなので勝負に乗ったほうが良いですよ」という風に言う戦略です。
すると、弱いにもかかわらずに勝負に乗ってくれるので、その人は確実にチップを失うでしょう。
上で書いた攻略のコツを深く考察して、確率論で考えてみましょう。
確率論をもとに考えると、駆け引きに惑わされずに勝負に乗るか降りるかを考えることができます。
以下、プレイヤーは4人、勝負に乗る場合チップは1枚賭けて、結果を見て一番大きい数字の者が総取り、というものを考えます。駆け引きの内容は一切考えません。
ここで重要なのが見えている相手のうち最大の数字が何か、です。
最大の数値が例えばJであれば、期待値は以下のようになります。
自分がQ以上(Q~A)の確率は12/52であり、J以下の確率は40/52となります。
勝った場合はほかのプレイヤーからのチップ3枚を受け取れますが、負ければ1枚を失います(-1枚)。
よって、これをもとに期待値を計算すると、「-0.88」となり、この場合は勝負から降りたほうが良い、ということになります。
最大の数値が9であった場合はどうでしょうか。
この場合、自分が10以上(10~A)の確率は24/52であり、9以下の確率は28/52となります。
同様に計算すると、期待値は「+1.15」となるので、1枚以上のリターンが見込めるこの勝負は賭けたほうが良い、ということになります。
以上が、最初の勝負で考えるべき必勝法となります。
ゲームに使った手札を山札に戻して繰り返すのであれば上の考え方が繰り返しそのまま使えます。
ですが普通は使った札は捨てて残りの山から配り、ゲームを続行することが多いでしょう。
その場合はどう考えればよいのでしょうか。
ここではブラックジャックの攻略法の一つであるカウンティングのような方法が使えます。
それは絵札(Aを含むものとする)が出てきた回数を数えるというものです。
絵札が出てきていないのであれば、次に絵札が出てくる確率はあがっていきます。
例えば7ゲーム進行した時点で絵札が4枚しか出ていないとします。デッキには総数は24枚残りとなります。
すると、次の8ゲーム目で絵札が出る確率は12/24で5割の確率になるでしょう。
その状態で8ゲーム目に場に見えているカードに絵札がなかったとします。
こうなると、自分に絵札が来ている確率が高いので、勝負に出るべき、というような勝算がたちます。