\閲覧ありがとうございます!当サイトではリンク広告を利用しています/
はさみ将棋は、将棋盤を使って遊ぶボードゲームです。ここでは、はさみ将棋の攻略のコツについて解説をしていきます。また、必勝法に関しても考察をしていきます。
はさみ将棋は、将棋盤と将棋の駒の「歩」と「と(成った歩)」だけを使って遊ぶ、普通の将棋とは別の将棋の遊び方です。
歩を、縦横に好きなだけ飛車と同じように動かします。そうして、相手の駒を挟んで取り除いていき、相手の駒を5枚以下に減らしたほうが勝ちです。
このはさみ将棋は、ルールは単純でありながら奥が深く、観察力も要求されるので、将棋とは別個の魅力があります。
ブラウザ上などでも遊ぶことができ、以下のサイトなどが該当します。
とり方がわかってくると、けっこうはまることができるゲームです。
はさみ将棋の攻略のコツとしては、以下のポイントがあります。
はさみ将棋は、挟み方がわからないと一方的に挟まれるだけで終わってしまい、ゲームの面白さを理解できないままとられ続けて負けてしまうこともあります。
まずは、相手に挟まれないことを第一に考えましょう。
具体的には、「動かさないと取られてしまうケース」と「動かすと取られてしまうケース」の二つです。
まずは、動かさないととられてしまう例をみてみます。
上の図では、丸で囲んだ駒をそのままにして他を動かしてしまうと、次の矢印の動きで駒がとられてしまいます。
こうしたことを防ぐには、相手の駒が動かせる領域をひとつづつ確認していき、その可動域に挟まれる自分の駒がないかチェックしましょう。
また、動かすことによってピンチになってしまうこともあります。
ここでは、丸で囲んだ歩を動かしてしまうと、その動きのせいで自分からリーチにかかってしまい、すぐに相手のターンで赤い矢印のように動かされてとられてしまいます。
これを防ぐには、動かすことで相手の可動域が変化する場合に、挟まれる駒がないか注意してチェックしましょう。
はさみ将棋を攻略する攻撃のポイントは、2か所で同時にリーチを作ることです。
例えば、図では、丸で囲んだ箇所がリーチになっています。
こうなると、相手は片方はその場から逃がすことで挟まれるのを防ぐことができますが、もう片方は逃がせません。
このようにどちらかを犠牲にせざるを得ない形にすると、相手の戦力をうまく減らすことができます。
ちなみに上の図のような「相手が横にならんだ状態で、その中間から裏を取る」という方法は、序盤でも使えるので便利です。
自分の駒を一つ犠牲にして、その直後のターンで相手の駒を挟むというのも、戦略の一つです。
図では、この後の相手のターンで赤い矢印によって自分の駒はとられてしまいますが、この後にリーチになっている丸の部分の駒を挟んで取ることで、相手の駒を減らせます。
この一つをエサにして相手の駒を釣る方法は、自分が優勢で、なおかつあと一つ取れば勝てるという局面では便利です。
ただし、自分が劣勢の時にやってしまうと、差が埋まらないのであまりうまみはないでしょう。
はさみ将棋に必勝法があるかどうかは、調査した限りではわかりませんでした。
ただし、小さなボードで考えれば、必勝法があるかどうかを判定することはできそうです。
たとえば、 3×3ではさみ将棋をすることを考えると、双方が相手にとられないような選択をとり続けた結果、ゲーム開始後、1手ずつ動かした後は、同じ駒を往復運動させるような局面になります。
つまり、千日手になるので、これは引き分けになるということがわかります。
うまく相手を追い込んだ時は将棋とは別の爽快感があります。