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Googleには、ロゴにジッパー(日本でいうところのチャック、またはファスナー)がつくイースターエッグが存在しました。これは今でも遊ぶことができます。ここでは、グーグルジッパーの遊び方と、なぜジッパーが公開されたのかなど背景についても解説していきます。
Googleジッパー(Google Zipper)は、2012年に公開されたGoogle Doodleの一つです。
日本ではジッパーのことはチャックやファスナーと呼ぶことが多いので、グーグルチャックなどでも検索されているようです。
図のように、Googleのロゴが刺繍のように表現され、その中央に縦にジッパーが通っているというものです。
このイースターエッグにはインタラクティブな要素があり、上から下にジッパーを引っ張ることができ、それに従ってページが左右に割れていくという演出が入ります。
これのDoodleの公式ページはアーカイブに残っており、以下のページです。
ですが、このページではジッパーのイラストがみられるだけで、ジッパーを開けるという行為はできません。
以下では、これを今でも遊ぶ方法を解説していきます。
ジッパーを開けるところまで遊ぶには、ルグーグ(elgoog)のページで遊ぶことができます。
このページでは、ジッパーを引っ張るとページが左右に開いていく様子を見ることができます。
ジッパーからマウスを離すと、再び最初の画面に戻ります。
ジッパーを開けたからと言って特に何かが出てくるわけではないのですが、本来はここにある検索結果が出てくるという演出がありました(後述)。
このグーグルジッパーですが、なぜ唐突に実装されたのでしょうか?
これは、ジッパーを現在よく知られた形に改良した人物、ギデオン・サンドバック(Gideon Sundback)をたたえて作られたものです。
サンドバッグはジッパーに関して特許も取っていますが、彼自身は必ずしも最初に発明した人ではなく、現在世界中で使われている形に改良した人物、というのが正しい表現でしょう。
開発者などをたたえるDoodleは、多く作られていますが、これもそうしたものの中の一つだったということがわかります。
当時の実際のイースターエッグでは、このジッパーを開けた後には開発者であるギデオン・サンドバッグの検索結果に飛ぶという仕様がありました。
この事実は2012年当時の動画などを見ると確認することができます。
上で紹介したルグーグのほうは、ギデオン・サンドバッグのページには飛びませんが、「ギデオン・サンドバッグ」で検索してみた結果はリンクをクリックすれば確認できます。
ただし、アルゴリズムなどは当時から変化しているため、まったく同じ内容が表示されるわけではありません。
ほかのドゥードゥルでは、イラストをクリックすると人物の検索結果に飛ぶというのはありますが、ジッパーを開けると検索結果に飛ぶというのは、あるようであまりないので珍しいです。