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getting over it(ゲッティングオーバーイット)は世界中で遊ばれている鬼畜ゲームで、ハンマー一つで岩肌を上っていくものです。これはRTAが盛んにおこなわれているので、この世界記録を調査してみました。
getting over it は、世界中で遊ばれている激ムズ理不尽ゲームの代表的なものです。スピード感を持ってクリアするには、相当の練習が必要になります。
getting over itで挑戦されている世界記録は、当然、どれくらい速くゴールにたどり着けるかというタイムアタックです。
これは最新の世界記録だと、一分を切っているようです。
59秒を記録した動画は残っているので、そのスピード感を見ることができます。
グリッチ(バグをプレイヤーの有利なように活用すること)を使ったRTA(glitch%)では、初期状態からハットの付近で傾きを操作することによって、エンドクレジットの呼び出しを行う方法(いわゆるクレジット・ワープ)が発見されているようです。
これによると、その記録は36秒となっています。
ゲーム自体も、世界記録というわけではありませんが賞を受賞しています。
その記録とは2018年のインディペンデント ゲーム フェスティバル(IGF)コンペティション アワードのヌーヴォアワードを受賞したことです。
このほかにも、最優秀デザイン賞などにノミネートされています。
タイトルにもあるベネット・フォディ(Bennet Fody)とはだれなのでしょうか?
答えは、このゲームの製作者であるベネット・フォディ氏です。
上に書いたゲーム自体の記録でも、その受賞者としてフォディ氏が登壇しています。
ベネットフォディ氏はQWOPという別の鬼畜ゲームを作ったことでも有名です。くしくもQWOPについてはこちらで攻略法を解説しています↓
なお余談ですが、登場するツボに入った男がベネットフォディというわけではありません。
この人物の名前はディオゲネスで、実在のギリシアの哲学者的な人物です。
ディオゲネスは住居として大きなツボに暮らしていました。ツボをモチーフにしたのはこれが元ネタと思われます。
また、有名なアレクサンドロス大王とも会って話をしたことがあり、アレクサンドロスは「私がもしアレクサンドロスでなかったら、ディオゲネスになりたい」と発言したほどです。
自由人的な暮らしをしていることが王様も引き付けるような魅力があったのでしょうか。
ツボに入った男の元ネタがディオゲネスというのが目からうろこでした。ハンマーしか持たないというというのも犬儒派の精神を体現していると感じました。