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fineやfinは映画などで使われる「終わり」を表す言葉ですが、くわしい意味や語源などを解説します。映画などを鑑賞するときのトリビアとして使えるかもしれません。
映画などの終わりで画面に出てくる「fine」ですが、これはイタリア語で「終わり」を意味する単語です。
ちなみにどう読むのかというと、カタカナ音訳ですが「フィーネ」という感じになります。
当然ながらイタリアで制作された映画によく登場しますが、それ以外の国の作品でも見ることがたまにあります。
また、後述のように音楽記号でもあるので、音楽が重要な働きをするような作品だとその意味に厚みを持たせられます。
ここでは英語のfineについて解説します。
英語のfineは「明るい」とか「元気な」という意味がありますが、これ以外にもよく使われる意味として、「罰金」というのがあります。
ここから派生したジョークとして、シンガポールについて述べたものがあります。
シンガポールは罰金が下されるようなルールが多いことから「明るい北朝鮮」という異名がついていたりもしますが、その明るいと罰金が英語だと「fine」でダブルミーニングになっているとかいないとか、という話です。
映画などの終わりで画面に出てくる「fin」ですが、これはフランス語で「終わり」を意味する単語です。
ちなみにどう読むのかというと、カタカナ音訳ですが「ファン」という感じになります。
当然ながらフランスで制作された映画によく登場しますが、それ以外の国の作品でも見ることがたまにあります。
この単語を使うとなんとなくしゃれた感じになりますね。
終わりを表す単語として形が似ているのは偶然ではなく、ラテン語に近い系列の言語によく見られます。
ラテン語の「終わり」に関係する意味を持つ単語というのが「fin〇〇」という単語であることに由来しています。
英語も例外ではなく、ここから派生した単語として「finish」「final」「finale」などがほぼ同一の起源を持ちます。
音楽用語でもfineは登場します。これは「繰り返して演奏したらここで終わり」という意味の音楽記号です。「終始記号」という言い方が主流です。
これは楽譜などで見かけたことがある人もいるのではないでしょうか。
当然ながら、イタリア語のfineと同じなので、フィーネと読みます。
これは、イタリアで音楽記号が発展したことに由来しています。歴史的に、五線によって音楽を表現するのが定着し始めたのは17世紀ころまでで、この時は協会の関係者が音楽を発展するのに活躍していました。
そこで、教会の総本山がイタリアのローマにあることから、音楽記号としてイタリア語が定着していったのです。
もちろんその後、さまざまなヨーロッパの地方で引き継がれていくため、ドイツ語由来の音楽記号などもあります。
終わりの表現方法もたくさんあることがわかります。映像作品を制作した際には、雰囲気に合わせて使い分けるのも効果的かもしれませんね。