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ドクター・ドリトル(ドリトル先生)には、動物と話せるようになった獣医師が登場します。ドクタードリトルの実在のモデルについて解説していきます。また、いわゆる動物と話せる人というのはいるのかということについても紹介していきます。
原作のドクタードリトルには、モデルといわれている外科医がいます、ここでは、そのモデルについて解説をしていきます。
ドクタードリトルは原作は1920 年の『ドリトル先生の物語』から始まるヒュー・ロフティングによる一連の児童書のシリーズです。
もともとの原作では、ドリトル先生はイギリスの田舎に住む医師、という風に設定がされています。
映画化に関しても、エディ・マーフィの印象が強いですが、白人の俳優が演じた映像作品もいくつかあります。
この医師が動物と話せるようになり、様々な物語を展開していくというのは映画の中の流れとよく似ています。
ですので、モデルの人物も元をたどればイギリス人の医師であっただろうと考察されており、その候補と目されているのが外科医のジョン・ハンターという人物です。
以下では、ジョン・ハンターについて解説していきます。
ジョン・ハンターは実在したイギリスの外科医です。18世紀の半ばから後半にかけて活躍しました。
この人物の功績としては、人類初のワクチンである牛痘を実現したジェンナーの教師として教えた経験があり、共同研究者でもあったという点があげられます。
また、当時としてはまだ先進的だった歯の移植に関する実験も行っています。
そのほか、イギリス軍の軍医としても勤務経験がありました。
とくに、自身の所有している土地に小規模な動物園を作っていたことが知られており、これが原作者がハンターを参考にしていたと考えられている根拠となっているようです。
ただし、当然ではありますが獣医師ではなかったということと、動物と話すことができた、というような逸話は一切ありません。
ところで、ドクタードリトルのように動物と話ができる人物というのはいるのでしょうか。
ときどき、ワイドショーなどでも動物と話せる人物、というのが登場して、話しているような様子を見せることもありますね。
これはペット・サイキックなどといわれる分野であり、いまだに科学的には証明されていません。
例えば、動物と話せると主張した人物に話している動物の出身などを聞き出して当てさせる、というような実験でも、正確に答えることができない、などの結果が出ています。
よって、動物と話せるという主張の多くはイカサマであろうと考えられています。
ですので、ドクタードリトルの動物と話せる設定というのも、創作されたものだと考察されます。
ドクタードリトル以外でも動物と話せる設定はちらほらフィクションで使われますね。