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ダムの底に沈んだ村というのが怪談などの舞台になったり、廃村としての存在がかたられることがある。これらの村は20世紀の日本の国土計画に伴い、実際に存在したものがいくつかある。この画像や逸話を一覧としてまとめた。
ダムの底に沈んだ村は、全国に40程度存在している。ここでは、それらを一覧でをまとめた。
なお、名残がまだ残っている村もあり、その気になればもちろんダムの底にはいけないが近くにいくことも可能であるようである。
岐阜県に存在した村であった。旧徳山村とも表記する。1960年代後半くらいからダムの建設計画が立ち上がった。
このダムは日本最大級の規模でも合った。ダムの建設反対運動も起きたが、最終的にはダム建設が決定し、村はダムの底に沈んだ。
(基本的に、どのダムの候補地の村も、村の存亡と流域住民の公益性、という対立が常に付きまとう。)
高知県に存在する村。中心部はダムの底に沈んだ。四国の住民の公益性のため、ダムの建設計画が立ち上がった。
ダムの建設反対運動も起き、反対のメッセージとして、あたらしい村の役場の庁舎を、あえてダムに沈む場所に建てるなど、反対派の活動は根強かったようである。最終的にはダム建設が決定し、村はダムの底に沈んだ。
なお、ダムの水の水位が下がったときには、泥にまみれた村の庁舎の屋上の部分がいまでも姿を現すという。
ダムに関連して、土石流などの災害に沈んだ村もあった。
福井県に存在した。旧西谷村とも表記する。山間部の村であり、豪雨と土石流に苦しめられた。
ダムの建設計画がもちあがり、この村には住めないという雰囲気が醸成されると、村人が去っていき、結局住民がいなくなった。
ダムに沈んだ村が登場する怪談の類型は、以下のようなものである。
心当たりのない電話番号から電話がかかってくるが、相手は何も言わない。しかし、くりかえしかかってくるのをよく効いてみると、「ごぼごぼ」という水に沈んだ音が聞こえる。電話番号から住所を割り出してみると、そこはダムに沈んだはずの村だった。
他には、
ダムのそばに夜中に車で通りかかると、女性が立っている。迷ったのかと思いこの人物を乗せるといつの間にか消えており、シートがびっしょりとぬれていた。
などがある。
このような怪談にはいくつかバリエーションがあるが、上のようなダム建設にさいして生まれたものだということがわかる。