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大富豪ではゲーム開始時にカードの交換をしますが、それに関するローカルルールもあります。ここでは、カード交換のローカルルールを一覧で解説していきます。
・各カードの効果のローカルルールはこちら
・禁止上がりのローカルルールはこちら
・革命のローカルルールはこちら
・カード交換のローカルルールはこちら
・階級や都落ちのローカルルールはこちら
大富豪では、各ゲームの開始時に大富豪⇔大貧民の間で2枚、富豪⇔貧民の間で1枚のカードの交換を行います。
強い階級は任意のカード(弱いカードを渡すことが多い)を渡し、弱い側はもっとも強い順にカードを渡す必要があります。
ただし人数が増えた場合は、以下のように交換することもあります。
7人で遊ぶ場合の階級は、王様>大富豪>富豪>平民>貧民>大貧民>奴隷とすることもあります。
カード交換は、王様と奴隷で3枚交換する(以降は通例通り)、というのがルールです。
9人で遊ぶ場合の階級は、神様>王様>大富豪>富豪>平民>貧民>大貧民>奴隷>家畜とすることもあります。
カード交換は、神様と家畜で4枚交換し、王様と奴隷で3枚交換する(以降は通例通り)、というのがルールです。
カードの交換は通常、交換する枚数を同時に渡すことで終了としますが、貧民から渡して、富豪はもらったものも含めていらないカードを渡せる(つまり返却できる)という風なルールで遊ぶこともあります。
階級の弱い側が強いカードを渡さなかった場合は、脱税と呼ばれる反則になります。
これは弱い階級のプレイヤーがゲーム中に、事前に渡したカードよりも強いカードを出すことで発覚する場合がほとんどです。
この場合は脱税をしたプレイヤーが敗北し大貧民となります。
さらに次のゲームではカード交換の際に本当に強いカードを渡しているかチェックするため、手札を公開しながら交換することになります。(交換する枚数がもう一枚増えるというルールもある。)
カード交換のローカルルールは以下の通りです。カードの枚数に変化を加えるものが多いです。
大富豪が連続して大富豪としてゲームに勝った場合、交換するカードについて、富豪から1枚、貧民から2枚、大貧民から3枚の強いカードがもらえるというものです。
平民が間にある場合は、富豪からもらうのではなく平民から1枚になるものと思われます。
大富豪からは、それぞれの枚数に応じた任意のカードを交換します。
大富豪が連続して大富豪としてゲームに勝った場合、交換するカードがもう1枚増えるというものです。
絶対王政と似ていますが、大富豪と大貧民の間でのみ完結しているルールです。
カードの交換が終わった後、大富豪の手札に2とジョーカーが合計で5枚以上ある時、大富豪はほかのプレイヤーに2を1枚ずつ渡さなければならないというものです。
ほかのプレイヤーは任意のカードを1枚、大富豪に渡して交換します。
平民は通常、カード交換には関係がありませんが、交換できるようにするローカルルールもあります。
この場合は、平民同士で同じ数字のカードを交換できるというものです。
例えば7♠⇔7♥と交換するなどです。
マークをそろえることよって階段などが成立する場合には利用するとお得なルールといえます。
勝敗条件として都落ちを採用している場合に、都落ちした大貧民(元大富豪)からほかのすべてのプレイヤーに1枚ずつカードを交換するというルールです。
都落ちなどの特別な勝敗条件については以下のページを参照してください。
カード交換も、強者をより強者にするようなルールから、ゲームバランスの調整に一役買っているルールもあり奥が深いですね。