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大富豪には、日本各地で作られたローカルルールが大量に存在します。ここでは、ローカルルールを調査しできる限り収集しました。その個数は、100以上にも上ります。カードの数字ごとの効果や、複数出し、上がり方のルールなどに分類して解説していきます。随時更新予定。
・各カードの効果のローカルルールはこちら
・禁止上がりのローカルルールはこちら
・革命のローカルルールはこちら
・カード交換のローカルルールはこちら
・階級や都落ちのローカルルールはこちら
大富豪は、日本全国各地で様々なローカルルールが考案されてきました。
今回、その数がどのくらいあるのか数えてみましたが、ざっと100個は存在します。
なにしろ13個の数字につき、カードの効果に関するものが50個以上存在し(1つの数字に異なるローカルルールがある場合があるため)、さらに複数出しのルールや上がり方のルール、その他のルールなどもそれぞれ10くらいはあります。そしてこれらの組み合わせによるローカルルールもあります。
また、『大富豪』という名前も『大貧民』と呼ばれることもあるなど、呼び方にもローカル性があります。
さっそく、以下ではこれらをまとめていきます。
ただし、多すぎるためこの記事では数字ごとのカードの効果のみを集めました。複数出し、始め方や上がり方などについては記事を分けて解説する予定です(複数出しは一部触れています)。
大富豪のローカルルールには、以下の注意点があります。
その場で全員が知っているもののみで遊ぶのが無難だと思われます。
一番多くの人が興味を持つのがこのカードごとの効果でしょう。以下、3からジョーカーまで順番に効果のローカルルールをまとめていきます。
なお、ジョーカーは、特殊効果の影響を受けないカードとして扱われることが多いです。
また、特徴として、1枚、2枚組での効果は限定的ですが、3枚組になると大きな効果を発揮することが多いです。
ジョーカーが出たときにスペードの3を出せば、そのターンではジョーカーよりも強く、場を流すことができる。
3を3枚出すことで場を流す。
後半の命名については3がトリプルでサントリーということのようです。
後述の8切りにたいして、4を2枚出せば8切りの効果を止めることができる。
4が3枚出されたら、ほかのプレイヤーは一番強いカードを1枚捨てる。
5を出した場合、次のプレイヤーをスキップできる。
2枚出しで場が進行しているとき、6を2枚出すと場が流れる。
6を3枚出したとき、その場が流れるまでにパスをしたプレイヤーは敗北。複数いる場合は、あとにパスした人ほど低い階級になる。
7を出したのと同じ枚数だけ次のプレイヤーに手札からカードを渡す。
7を3枚出したらそのゲームに勝利。
8を出した場合、その場を流すことができる。この効果は、複数出しの中に8が含まれていれば有効とする場合もあります。
これは非常に有名で、ほぼ全国区のルールといってよいでしょう。
9を2枚出せばその場が流れる。
ネーミングは「99車」という意味のもじりと考えられます。
10が出されたら、10を出したプレイヤーは出した10と同じ枚数を捨てることができる。
Jが出た場合、場が流されるまでは、強さが逆転する。つまり、10、9、8・・・の順に出していかなければならない。
こちらもほぼ全国区のローカルルールだと思われます。
Qを出したら好きな数字をいうことができ、それを持っているプレイヤーはそこで該当カードを捨てる。複数枚出した場合は枚数分数字をいうことができる(同じ数字でもよい)。
キングが1枚出たら、各プレイヤーは任意のカードを1枚選んで隣の人に渡す。
各プレイヤーは隣からもらったカードを手札に加える。
キングが3枚出たら、左右どちらかの人と手札をすべて交換する。
Aを3枚出したら、プレイヤーを指名し、そのプレイヤーの最強カード2枚と自分の任意のカード2枚を交換する。
2が出たらほかのプレイヤーは捨て札から1枚ランダムに選んで手札に加える。
革命の一種で、ジョーカーを2枚出すと革命が起きる。
ただし、ジョーカーを1枚だけで遊んでいる場合は、必然的にこれは起こりません。
ローカルルールは一体いくつあるのかと昔から気になっていたので、今回調査できてよかったです。今後も文献が見つかったら追加していきます。