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コネクトフォー(コネクト4)は、重力四目並べとも呼ばれ、有名な制約つきの四目並べです。ここでは、このコネクト4の必勝法ならびに、攻略のコツを解説していきます。実はいくつかの原則を知っておけば、勝率はかなり上がります。
コネクトフォーは、垂直なスロットを持つ縦6×横7のボードに、順番に駒を落としていき、先に4つを縦横斜めのいずれかに並べることができたら勝ち、というゲームです。
重力を使って垂直に落としていくという方法なので、空白のマスでなおかつその下に地面か別の駒がある個所にしか置けず、任意の空中のマスに置くことはできないので、重力四目並べとも呼ばれます。
こうしたジャンルは制約つき四目並べとも呼ばれ、コネクトフォーはその代表的なものです。
ブラウザ上では、以下のページなどで対戦することができます。
製品としてはブルーのボードに、赤と黄色の駒を使うというデザインのものが有名で、誰しも一度はやったことがあるのではないでしょうか。
なお、ゲームの進行次第では4つの並びをどちらも作れないまま、42マスの空白がすべて埋まることもあり、この場合は引き分けになります。
コネクトフォーの攻略のコツとしては、以下のポイントがあります。ここでは、先攻だった場合と後攻だった場合とで、分けた解説します。
実は、4つほどの原則を知っておけば、あまり深く考えなくともかなりの確率で勝つことができます。相手やAIが初級から中級だった場合は、この攻略方法で対戦すれば勝てるでしょう。
コネクトフォーは先手有利なこともあり、先手は割と気楽です。
最初は、定石として中央に落とします。これは、中央に基礎を置くことで、左右両方に縦横斜めのどの方向にもリーチを作る可能性が増えるためです。
逆に、端のほうに置いてしまうと、どちらか一方にしかリーチを作れず、不利になります。
序盤から中盤は、先手はできる限り攻撃的に置くことが重要です。
つまり、3つの並び(リーチ)を作り、それがない場合は2つの並びを作る、ということを積極的に行います。こうすると、後手は守勢にまわらざるを得ません。
特に中央付近に固めていくと、様々な方向にリーチを作りやすく、ダブルリーチなどで相手にプレッシャーをかけることもできます。
もちろん、後手がをリーチを作った場合は、それをふさぎに行く必要はあります。
中盤で進んでいくと、相手がここにおいてくれればその上に自分が置くことで、四目そろう、というパターンが起こります。
例えば、図では相手は黒い丸が付いたマスに置くことができません。逆に言えば、そこに置かざるを得ない状況にしてしまえば、自分の勝ちです。
相手からするとおいてしまえばその上に置かれて負ける(アシストすることになってしまう)ので、その列には置くことが不可能になります。
ここには、相手がアシストしてくれるように、それ以外の場所に積み上げるということをするのが良いです。
たいていの場合は、いずれ相手はアシストの位置に置かざるを得なくなり、そうすると次のターンで勝つことができます。
後手だった場合は、相手のリーチをふさぎつつ、チャンスで逆転するという方針になります。
最初は、相手は中央に置いてくることが多いでしょう。その場合は、そのすぐ上に置きます。
そうすることで、相手のリーチをつぶすとともに、あとで有利にふるまうことがやりやすくなります。
序盤から中盤は、まずは、相手のリーチがあったらそこをふさぐというのを優先しつつ、なるべく攻撃的においていきます。
相手のリーチ以外では必要以上に守勢に回る必要はないので、自分も積極的にリーチを作っていきましょう。
自分のリーチを先手がふさいでくる、という形を連続で作れれば、先手のほうが守勢に回らざるを得なくなります。
ただし、後述の「最短での負け」の形に注意してください。
相手のアシストを誘導することについては、先手の場合と同じです。
コネクトフォーでは後手に対して図のような「最短での負け」が起きることがあります。
これは図のように、下段の2目を放置することによってリーチが作られてしまい、そのあとで両端のどちらにおいても手遅れになることで起こります。
この後、下段でリーチを作られると手遅れです。この場合、たったの7手で負けとなります。
これを防ぐためには、相手が下段に二つ置いたら、片方をふさいでしまうことです。
余談ですがチェスではこういった最短での負けを「フールズメイト」といったりしますね。
コネクトフォーはコンピュータによる解析が完了しており、先手必勝であることが判明しています。つまり、最善手を打ち続けた場合は、先手によって先に4目が並べられます。
必勝法を知っていなくとも何回かやってみれば「先手のほうが勝ちやすいな」という感覚はつかむことができるでしょう。
必勝法は、序盤はやはり先手が中央の下に落とすことで始まります。
そして、後手は、(負けるもののなるべく長く勝負をするためには)中央の上に落とす、というのが対応策としての定石なようです。
したがって、人間対人間で、自分が後手で行う場合は、序盤は定石の対策を取りつつ、相手がミスをするのを待つ、という戦い方をする必要があります。
これまで任意のマスに置けない4目並べはあまりやったことがなかったのですが、重力があることで、相手のアシストを促すという戦略性の面白さがあることに気が付きました。