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チェッカーは、チェス盤と同じボードを使い、同じ駒を移動して相手の駒を取っていくボードゲームです。西洋では、伝統的で有名なボードゲームとして遊ばれています。ここでは、チェッカーの攻略のコツを解説していきます。
チェッカーのルールはいたってシンプルです。部分的に多少異なるルールもありますが、基本的なルールは以下の通りです。
チェス盤の黒いマスに、それぞれ12個の駒を持ちます。そして、斜めの移動しか使いません。(斜め移動するポーンしかないチェスと思うとわかりやすい。)
相手の駒が斜め前にあり、その向こうが空白の場合、相手の駒を飛び越して、ボードから取り去ることができます。
また、連続して取れる場合は、そのターンで何個でも連続ジャンプで取ることができます。
一番奥まで行ったら、裏返して「成る」ことができます。これはキングと呼ばれ、キングに成った駒は、斜め後ろにも進めるようになり、相手の駒を後ろ向きにも取れるようになります。
このようにお互いに駒を取り合って、相手の駒の個数を0にするか、相手を動けない配置に追い込んだら勝ち、となっています。
ちなみに相手を動かせない局面に持ち込むのはあまり発生しませんが、以下のような状況です。
黒のターンですが、これ以上動かせないので、黒の負けとなります。
チェッカーは日本だとそれほど遊ばれてはいませんが、欧米では非常に有名で伝統的なゲームです。チェッカーの国際大会などもあります。
また、ルールが簡単であるため、コンピューターゲームとしての実装も早い段階で行われていました。
じつはWindows7までは、「オンラインチェッカー」というチェッカーがウィンドウズのゲームとして標準実装されていました。(ソリティアなどと同じくくり)
これはオンラインでチェッカーができるというものです。日本のユーザーでもこれでチェッカーを遊んだという人は少なくないと思われます。
チェッカーの攻略のコツとしては、以下のようなポイントがあります。
このポイントを知っていれば、相手のAIが初級から中級の場合は、楽に勝つことができます。難易度が高めでも、割と勝てます。
序盤は、相手に飛びこされないように、互い違いに隊列を組み形で前進していきます。
このような隊列を組んでいくと、相手にジャンプされるのを極力防ぐことができます。
一番後ろの駒を動かすのはなるべく相手より後の方にすることが重要です。
これはなぜかというと、一番後ろの駒はジャンプされることがありません。また、相手はその駒があると一番後ろに到達することが絶対にできず、キングになることはできません。
このことから、 一番後ろの駒を動かすのは、相手よりも待った方がよく、さらにはなるべく残しておくようにします。
局面が進んでくると、相手の駒を誘い出して、あえて飛び越させることで、飛び越させた後に自分が飛び越えて相手の駒を取る、という攻略法が必要になってきます。
この時も、誘い出したつもりが連続で飛び越されてしまったということもありうるので、きちんと後ろに駒がついているかを確認しましょう。
チェッカーは早くからコンピューターによる再現、並びに解析が行われていました。
そして、現在では、チェッカーはお互いが最善手を取り続けた場合、引き分けになることが明らかになっています。
つまり、互いに戦力を消耗して相手の駒をそれ以上とれなくなるか、千日手(同じ局面が永遠に繰り返される)によって引き分けになります。
チェッカーはWindowsに入っていたわりには、ソリティアほどには知られていないのがちょっと意外ですね。