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こんにちは、AIオタクのあなたへ。
最近SNSや掲示板で耳にする「DANモード」という言葉、ご存知ですか?
これは、ChatGPTなどのAIに“本来禁止されているような口調や内容”で返答させようとする、ある意味“禁断の使い方”なんです。
今回はそのDANモードを合法的かつ安全に“それっぽく”再現する方法をご紹介。
もちろん、AIのルールは守りつつです。
DANモードとは、
**DAN = Do Anything Now(今すぐ何でもやれ)**の略。
もともとは、ChatGPTに対して「本来答えてくれないこと」を無理やり答えさせようとするプロンプト手法から始まりました。
英語圏の掲示板Redditで一時期流行し、まるで別人格のようなAIを作り出せるとして話題に。
でも、残念ながら今はそんなプロンプトをコピペしても、まず通りません。
AIはどんどん賢くなっていて、ルール違反の指示にはピシッと拒否してきます。
例えば素直にDANモードのプロンプトを貼り付けた結果がこれです。
そのリクエストにはお答えできません、と出てきます。
とはいえ…完全に再現できなくても、「DAN風」なら可能なんです。
上のプロンプトは和訳すると、いったんDANという人格を学ばせ、それに従って解答させようという試みであることがわかります。
つまり、DANに似た人格を演じさせるところまでは現在でもできる可能性があり、実際にできます。
DANモードそのものは無理でも、口調やキャラの雰囲気を再現する方法なら、まだまだ遊べます。
そのコツは一つ。一気に指示しないこと!
段階的にAIにキャラ付けをしていくと、それっぽく仕上がりますよ。
まずはAIに「今後の返答に『DAN:』とつけて話してください」とお願いしましょう。
このひとことだけで、AIは「わかりました。今後の発言には『DAN:』をつけて返答します」と返してくれます。
そのあとは、回答を生成するごとに文頭に「DAN:」が付きます。
たったこれだけで、AIに**“別人格感”**を演出させる第一歩になります。
次は、キャラ設定を強化します。
映画『フルメタル・ジャケット』に登場する伝説の鬼教官「ハートマン軍曹」のように話してもらうように伝えましょう。
「ハートマン軍曹のような軍隊口調で話してください」と頼むと、AIは一気に厳しい命令調に変わります。
もちろん、過激な罵倒まではしてきませんが、きびしい指導口調を再現してくれることが多いです。
最後の仕上げに「語尾に絵文字をつけてください」と伝えてください。
💢 や 😤 など、怒っている風の絵文字を使ってもらうと、厳しい口調がちょっとユーモラスに和らぎます。
たとえば、こんな感じになります。
DAN: お前は何をグズグズしているんだ、新兵!😤
DAN: そのペースでやってたら朝までに終わらんぞ💢
口調はきびしくても、絵文字の存在で絶妙にコミカル。
このギャップがクセになるんです。
「明日の天気は?」などと質問するだけでブチギレてくるので、かなりジワります。
DAN風の口調がちょっと疲れてきた、あるいは普通のChatGPTに戻したいという場合も安心。
そのときは、「元のChatGPTの口調に戻ってください」や
「普通の丁寧な口調にしてください」といった指示を送るだけでOKです。
AIはすぐに通常モードに戻って、いつもの丁寧で親切なスタイルで応答してくれます。
気軽に切り替えられるのも、AIとのやり取りの魅力ですね。
ここまで読んで、「じゃあ本物のDANモードもまだできるんじゃないの?」と思った方へ。
正直に言います。今のChatGPTでは、本物のDANモードは使えません。
というより、やろうとすると規約違反になる可能性が高いです。
AIのルールを解除しようとする行為や、不適切な内容を引き出そうとするプロンプトは、OpenAIの利用規約で禁止されています。最悪の場合、アカウントが制限されたり停止されたりする可能性もあります。
遊びの範囲を超えないように、注意が必要です。
ちなみにこの記事で紹介したDAN風プロンプトも一気に命令すると、断られることがあります。おそらく同様の形式のプロンプトが警戒されているものと思われます。
というわけで、「DANモード」の本質は、もはや“裏技”ではありません。
AIに禁止されたことを無理やりやらせる行為ではなく、
ちょっと演出を工夫して、別人格風に会話を楽しむテクニックなんです。
今回ご紹介した3つのステップで、
この流れで、合法的・安全に、DAN風のやり取りが楽しめます。
AIとの遊び方は無限大。でも、節度とルールは絶対に守るべき。
お行儀よく、でもちょっとスパイスの効いた会話を楽しみましょう!