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アナコンダは世界のヘビの中でも巨大なヘビとして有名です。このヘビに関して人を食べるというイメージも持たれています。ここでは、アナコンダが人を食べる事例はあるのかなどを解説していきます。
アナコンダというと、「人を食うヘビ」という印象も多く持たれている感じもあります。
しかし結論から言うと、アナコンダが人を食べたという事例は、明確で具体的な情報源があるものは後述するほぼ1件のみです。
その1件についても、犠牲者が出たというものではなく、実験的に近づいてみた結果というものになっています。
これはなぜかというと、アナコンダの性質に由来します。
アナコンダは基本的には自分から人間を襲うということはしない性質を持っています。
(ただし、身の危険を感じたときは襲い掛かることもあります。)
またちなみにですが、アナコンダは毒をもつヘビではありません。
したがって、獲物を殺す際は全身の筋肉で締め付けることによる攻撃を行います。
以下では、そんなアナコンダが人を食う事例、襲った事例について紹介していきます。
アナコンダが人を食べる様子などは情報源が少ないですが、以下のような事例があります。
アナコンダに食べられたらどうなるのか、という実験が過去に行われたことがあります。
これは、カメラが付いている特製の防護スーツで体を保護したうえで、アナコンダに飲まれてみるといった実験でした。動画も残っています。
結果としては、完全に飲み込まれそうになる直前で仲間が引き離しにかかったので完全に飲み込まれることはありませんでした。
食われてはいないといっても、飲み込まれる前にぐるぐると巻き付かれているのでそれはそれで怖そうです。
もう一つアナコンダが人間を襲った事例は、ツアーガイドが水中からアナコンダに襲われた事例です。
こちらの例では、水面の近くにアナコンダを見つけたガイドが旅行人のために動画を撮ろうとスマホを近づけたところ、水中からアナコンダが飛び出してきて腕の当たりにぶつかったというものです。
この事例では別に人が食べられたというものではないですが、襲われたのは事実であり飛び出してくる瞬間がホラーです。
ここからはアナコンダが人を食べるというイメージはどうしてあるのか考察していきます。
アナコンダではなく、ニシキヘビであれば、大きなサイズのものが人を食べたという事例は文献的・動画的にも多数残されています。
当然、ニシキヘビとアナコンダとでは種類的には全く別物ですが、これらが混同されていると考察できます。
さらにはアナコンダが人を食べる系のフィクションの影響もあります。
例えば『アナコンダ』という映画は、ヘビが出てくるモンスターパニックものとして有名です。
しかもアナコンダは人気シリーズとなっており、続編がいくつか出ています。
このようなイメージから、アナコンダが人を食べるというイメージが構築されていったと考えられます。
アナコンダもジョーズとかと同じようにフィクションのイメージに引きずられているような雰囲気はありますね。