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フラッシュファンのみなさん、こんにちは!
今回は、あの伝説のネットホラー《赤い部屋》について、ちょっとディープに掘っていきます。
「赤い部屋?懐かしい!」「昔、友達に見せられてトラウマになった…」なんて人も多いのでは?
しかも現在でも、“完全版”にかなり近い形で体験できるってご存じでしたか?
本記事では、
オリジナルの『赤い部屋』のやり方についてはこちら↓
2000年代初頭。ネット文化がまだ荒野だった時代に、ある1つのFlashコンテンツが静かに拡散していきました。
それが《赤い部屋》――。
一見シンプルなブラウザゲーム。
でも、プレイヤーが気付かぬうちに、ブラウザに次々とポップアップが表示され始めて…
「あなたは好きですか?」
「赤い部屋」は、このような導入から始まるストーリー仕立てのホラーフラッシュです。こちらは現在でも完全な形で読めます。
やり方は、上に挙げたページを参照してください。
赤い部屋完全版は、上の赤い部屋を元ネタにしてつくられた、よりびっくり要素を強めたフラッシュです。
一方で、ストーリー要素はほとんどありません。
赤い背景に、白抜きの文字。クリックしても閉じられない、消しても現れるウィンドウ。
最終的には、エクソシストのリーガンの顔が“ドン!”と表示され、音と映像でプレイヤーを驚かすというもの。
顔の表示がされたら、ショートカットキーAlt+F4でそのウィンドウを閉じないと解除されないというブラクラ要素もありました。
当時はFlash技術を使った“ポップアップ地獄”と”Alt+F4を押さないと元の画面に戻れない地獄”が斬新で、ネットの都市伝説として爆発的に拡散されました。
Flashが廃止された今、「もう体験できないんでしょ…?」と思った方、ご安心を。
一部制限はありますが、現在でも途中まで“完全版”を体験できます!
まず必要なのが、Flash代替エミュレータ「Ruffle」の導入です。
これは、Flashコンテンツを現代のブラウザで動かせる無料ツール。
インストールは簡単で、Google ChromeやFirefoxなどに拡張機能として追加することができます。
次に、赤い部屋完全版が保存されたアーカイブページのURL:
を「ポップアップを許可」に設定する必要があります。
通常はブラウザが自動でポップアップをブロックしてしまうため、それを一時的に解除しておきましょう。
ブラウザの設定>プライバシーとセキュリティ>サイトの設定>ポップアップとリダイレクト
の順に選択し、「ポップアップの送信やリダイレクトの使用を許可するサイト」に上のURLを貼り付けて追加します。
なお、遊び終わったらポップアップの設定は元に戻しましょう。
準備が整ったら、いよいよ上のURLのリンク先である赤い部屋完全版アーカイブサイトへGO!
URLにアクセスすると、最初はフラッシュのまとめサイトになっています。
左サイドバーから「倉庫」を選択します。
次に、倉庫のオカルト・ホラーの項目から、「赤い部屋完全版」を選びます。
そうするといよいよ赤い部屋完全版のコンテンツが始まり、最初の選択画面に入ります。
「みる」「やめる」というような確認が出ます。
「みる」を押すと…
「あなたは好きですか?」
別ウィンドウでポップアップが開き、“あのメッセージ”が襲ってきます。
最初の一回だけ、音声も出るようです。
残念ながら、現在の技術・制限では、最後のジャンプスケア(驚かし画像)まで再現することはできません。
Alt+F4などのショートカットで回避(最後の顔アップをやめる方法)する操作ところまで行くことはないです。
ですので「完全体」ではないにせよ、当時の“雰囲気”はしっかり味わえます!
最後まで知りたければ、上でのせた動画を最後まで見るしかないのが現状です。
実はポップアップが出ている間、背景の画面は真っ暗ですが、実は文字が書いてあります。
そこをドラッグで反転すると、恐怖のメッセージが!
細かいところも作りこまれてますね。
では「最後まで体験したい!」というあなたに朗報です。
現在のウェブ環境に対応したいわば「赤い部屋改良版」が公開されています。
「赤い部屋 改良版」などのキーワードで検索すると、今でも動作するホラーゲーム風サイトが見つかります。
構成としては、『赤い部屋完全版』の流れをしっかり踏襲しており、当時を知っている人なら思わず「これこれ!」と声が出るはず。
まで、しっかり体験可能です。(Alt+F4要素はなし)
ただし、オリジナルではラストで登場したのはホラー映画『エクソシスト』のリーガンの顔でしたが、改良版ではオリジナルの恐怖顔イラストに差し替えられています。
これは著作権などの関係もあると思われますが、逆に「新しい赤い部屋の顔」として評価する声も。
赤い部屋がここまで語り継がれる理由、それはやはり“見せすぎない怖さ”です。
この「想像に委ねる」ホラーが、じわじわとした恐怖を生み出し、多くの人の記憶に深く刻まれたのでしょう。
実行前に一つだけ注意しておきたいのが、セキュリティ上のリスクです。
古いネット文化の再現を楽しむのは良いことですが、安全第一で行動してくださいね!
最後に、今回の内容をサクッとまとめます👇
赤い部屋は、もはや“ネットの民話”と言ってもいいかもしれません。
昔ハマったあなたも、初めて知ったあなたも、この機会にぜひ赤い部屋の世界へ“もう一度”足を踏み入れてみては?
(そして、くれぐれも夜中には見ないように……)