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ネット上では古くから赤い部屋というFLASHサイト及びそこから派生した都市伝説が知られています。ここでは赤い部屋のやり方と、元になった都市伝説について考察していきます。
『赤い部屋』とは、以前にネット上に存在したホラー系のFLASHサイトです。
内容としては、ストーリーが画像付きで流れる形式で進行するサイトになっています。
フラッシュのサービス終了に伴い、現在では拡張機能などがないとできなくなっていますが、動作した当時の動画は残っています。
実際には、フラッシュを動かす代替ツールがあれば、現在でも遊ぶことができます。
なお実際の画面で見たほうが、画質が良く細部の名前まで確認することができます。
以下ではそのやり方を解説していきます。
拡張機能とインターネットアーカイブを使えば、現在も赤い部屋は普通にできます。
まずは拡張機能として、FLASHを動かすための代替ツールであるruffleをブラウザに追加します。
これでフラッシュサイトにアクセスすれば、おおよそのフラッシュは復旧することができます。
次に、インターネットアーカイブを利用して、赤い部屋が動作していた時期のフラッシュサイトに飛びます。
例えば、以下のフラッシュサイトの2008年のアーカイブに飛ぶと、赤い部屋が動いていた当時のページを見ることができます。
ページが開いたら、フラッシュを復旧するためにruffleがロードを開始します。そして数秒後に赤い部屋が始まります。
始まったらクリックで普通に読み進めることができます。
動画で見るよりも画質がきれいなので、より細部を見たい人にもおすすめです。
赤い部屋には完全版といわれるものもあります。
これは、赤い部屋に触発されたFLASHではありますが、内容はクライマックスの部分だけ抜き出して、そこをジャンプスケア系(恐怖画像が突然に表示されてびっくりする形式)に改変したものです。
完全版というと元の物語に内容が加わって長編になっているようなイメージを持ってしまいますが、そうではなく物語性があるわけではないようです。
こちらもフラッシュなのでオリジナルはそのままでは動作しませんが、体験できた当時の動画は残っています。
バナーをクリックすると、悲鳴とともに恐怖画像(映画『エクソシスト』の悪魔に取りつかれた少女の顔)が表示されて終了です。
『ウォーリーを探さないで』でもそうですが、昔のフラッシュホラーではエクソシストの画像を恐怖画像として流用するのが流行っていたのでしょうか・・・。
赤い部屋の完全版は、じつは現在でもできます。
これは現在のウェブのフォーマットで動作するようにジャンプスケアの仕組みを有志が再現したもので、完全版と同様の体験ができます。
なお、エクソシストの画像流用は避けられているので、恐怖画像は別の顔画像イラストに差し替えられています。
最後に名前が出てくるシーンで一つ一つの名前を追っていくと変わった名前などもあり、意外と面白いです。