\閲覧ありがとうございます!当サイトではリンク広告を利用しています/
ノーベル賞発表の週ということで、日本人や日本にゆかりのある研究者を中心に、その業績や生い立ちを解説していきます。この記事では、理系の賞ではありませんが、文学賞を受賞したアニーエルノー氏について解説します。エルノー氏は女性の受賞であると同時に、日本でも読める邦訳された作品を発表しているので、それも紹介します。
アニー・エルノー氏は1940年フランス生まれの女性の作家です。今年で82歳ということになります。また、教員としての経歴も持っています。
ノーベル文学賞受賞の理由となる業績は、次のようなものです。
「自身のルーツと離別、個人的な記憶の集合的な抑圧について明らかにした勇気と冷静な鋭敏さ」に対して
このノーベル賞を受賞した業績をわかりやすくいうと、次のようになります。
受賞理由に自身のルーツという言葉があることからもわかるとおり、アルノー氏は自身の経験が反映されている、自伝的な作品を多く発表しています。
代表作を見ると基本的に恋愛ものが多いように感じるのですが、中には妻子ある男性との不倫を描いたものもあります。
自伝的作品で不倫を描いているということは、実際に自分も不倫をしていた過去があるということになるのでしょうか?
経歴を見ると、本人は結婚はしていないようですが。
ここでは、日本語で読める作品を紹介していきます。リンクから購入できます。
今後、日本の書店などでもノーベル文学賞をあつかったフェアが行われるかもしれません。
この作品は1993年に発表されました。アマゾンの作家別の検索結果でも、アニーエルノー氏の作品の中でベストセラーになっています。
これが不倫を描いている作品ですね。この作品は1年間での売り上げが20万部とかなりヒットしたことがわかります。
映画化もされました。
この作品は2004年に発表されました。
日本語訳されたものとしては今のところ最新のものになるようです。また、この作品はインターネットで人物の特定する描写があり、時代を反映していて面白いです。
アニーエルノー氏に心よりお祝い申し上げます。今後も自伝的作品に注目しましょう。