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陸上競技などでは、不可能な記録と思われていたチャレンジがいくつもある。しかし、それらを破る選手が必ず登場した。この記事では、それらの破られていった記録をまとめた。なお、水泳についても記載している。
有名なのはこの10秒の壁である。
1960年、西ドイツのアルミン・ハリーが10秒0の世界新記録を樹立し、10秒0に到達する。ちなみに計測は電子的ではなく手動だった。これは8年間破られなかった。
1968年、アメリカ合衆国のジム・ハインズ、チャールズ・エドワード・グリーン、ロニー・レイ・スミスが全米選手権準決勝で9秒9(手動)を記録し、10秒の壁を破った。
1983年には、アメリカ合衆国のカール・ルイスがカリフォルニア州モデストの競技会で9秒97(電動)を記録、平地ではじめて10秒の壁を破った。
伊東浩司選手が1998年に10.00を記録したのが長らく日本人の100メートル走の限界であった。
このあと、日本人はながく10秒の壁を破ることができなかった。しかしながら、2017年に、桐生祥秀選手が走の公認記録では日本人史上初の9秒台となる、9秒98を記録した。(これはアジア勢としては二人目であった。)
中距離走競技の1500メートル走では、1マイル4分の壁が存在した。
20世紀前半の専門家たちは、「人間が1マイルを4分以内で走るのは絶対に不可能」と予想していた。
じつに37年間破られていなかった4分10秒3という記録が限界だと考えられていた。
しかしながら、イギリス人のロジャー・バニスターは医学生であり陸上選手だったことで、科学的なトレーニングを取り入れた。この結果、1954年に1マイルを3分59秒4というタイムで走り、世界で初めて1マイル4分を切る記録を達成した。
この後の1年間で、23人の選手が1マイル4分の壁を破ったのです。
高齢者による記録も、そこまで誰もが域の永らえるわけではないという意味では超えることが困難な記録である。
近年、田中博男選手は100メートルを16秒86をマークし、90歳による世界記録となった。
高齢者による水泳の世界記録も有名である。
長岡三重子選手は100歳だった2015年に、女子1500メートル自由形の100~104歳の部で世界初の完泳を達成した。